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ロンドン

欲しいもののなかから、直感で買う。|土田貴宏

見つからないというより、欲しいものからどれを選ぶかに悩むことの方が多いですね。まず直感で惹かれる、手に入れてからその良さがわかってくる。結果、ものの姿形に表れた作り手の思想に共感できる、親近感を感じるものが集まってきます。ただし感覚でものを選ぶので、いつの間にか身の回りが雑多になってしまうのが反省点ですね。

Gosnells London Mead

 水に蜂蜜を加えて発酵させた蜂蜜酒。新石器時代より造られていた最古のアルコール飲料ともいわれるものだ。蜂蜜酒の発明で人は酔っぱらうことを知り、宗教や文化の発展に繋がっていったとの見解もある。ハネムーン(蜜月)の語源は蜂蜜酒を飲んで子作りに励む期間、というところから来ているという説も。
 英語では「ミード」と呼ばれるこの蜂蜜酒。ケルト神話では不死の飲み物とされ、TVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ

理屈よりも直感で。外国が日本の魅力を教えてくれた。|斎藤久夫

 ブランド〈TUBE〉代表であり、1970年代より洋服に携わってきたメンズファッション界の重鎮、斎藤久夫さんは、70〜80年代のロンドン、ニューヨーク、パリなど、海外で染付の器を買い集めた。
「若い頃は日本のものをそんなに愛していなかったんですけどね。ある時パリのマーケットでフランス人に鳥獣戯画の写しを見せられて、おまえにこの価値がわかるかと熱く語られ恥をかかされて。日本のものにそんなに価値がある

Burro e Salvia

 イタリアの街角で見かける「パスティフィーチョ」とは、パスタ製作所兼デリのようなところ。その土地や店自慢のパスタを手作りし、その日のうちに売り切るという昔ながらの商売です。今や世界的な日常食ともいえるパスタですが、そんなパスティフィーチョは、イタリア国外では意外と見かけないもの。そこに目をつけたのがトリノ出身のガイア・エンリアさん。「本場のフレッシュパスタのおいしさを知ってほしい」と、ロンドンにオ

30年間変わらないメニューで奏でる、朝の“名盤片面”。|ピーター・バラカン

 僕は恐怖のワンパターン人間で、毎日家で同じものを食べています。全粒粉のベーグルと大きなマグでミルクティー。それと、女房が切ってくれる、その都度の果物を少々。ベーグルは半分に切ったものをさらに半分に切って、レバーペースト、レモンカード、クリームチーズ、グレープフルーツ・マーマレードを少しずつ塗って食べます。まあ、食べる順番もいつもこの順ですね(笑)。
 初めてNYを訪れた1983年からベーグルを食

命懸けの自転車。

 昨年の秋、愛車ブロンプトンを新幹線に積んで京都に自転車旅行としゃれ込んだ。折り畳みなので行動範囲は自由自在、朝食には大好きなパン屋さんに行き、夜も居酒屋には自転車で乗りつけた。町のほとんどが行動範囲、世界最高の自転車で遊べる町は京都じゃないかと思ったほどだ。
 さて、このブロンプトン、実はロンドンで買ったもの。それも、オリンピックの時に。自転車愛好家のロンドン市長の肝煎りもあって、専用道やレンタ

髭の紳士に贈る一本。

英国の老舗香水商〈ペンハリガン〉のメンズコレクション〈バイオリア〉。ハンドクリームや髭専用のワックスなど充実のグルーミング商品が揃う。“BAYOLEA”とはもともと〈ペンハリガン〉の香りのアーカイブの一つ。写真の新商品は髭の生えた肌の保湿に最適な《ビアード&シェーブオイル》6,000円(バイオリア/ペンハリガン ジャパン☎03・5216・4930)