
世界を騒がす、コンバージョン建築最新事情。
元倉庫、元学校、元駅舎……、使命を終えた大型建築の内部を改装し新たな命を吹き込むコンバージョンは、欧米では馴染み深い再生手法だ。老朽化した近代建築にも保存対策が必要になりつつある近年では、進化した再生技術で甦ったコンバージョン建築が、世界各地で人々を驚かせている
元倉庫、元学校、元駅舎……、使命を終えた大型建築の内部を改装し新たな命を吹き込むコンバージョンは、欧米では馴染み深い再生手法だ。老朽化した近代建築にも保存対策が必要になりつつある近年では、進化した再生技術で甦ったコンバージョン建築が、世界各地で人々を驚かせている
ラガーシャツをファッションに。
ブランドの今季のキーワードは、「モダニティー」と「オーセンティシティー」。アメリカのクラシックなスポーツウェアをモチーフにしたラガーシャツは、エルボーパッチと背中のゼッケンがアクセントに。本物のラガーシャツさながらの肉厚なコットンの風合いも魅力。24,000円(ラグ&ボーン/ラグ&ボーン表参道店☎03・6805・1630)
世界の主要都市の中でも、抜群に緑が多いロンドン。大小さまざまな緑地が点在する中、合わせると5000エーカーもある歴史ある8つの公園は、今も王室の管理下で運営されている。中でも中心的な存在がハイド・パークとそれに隣接するケンジントン・ガーデンズだ。2つの間には18世紀に建設された人工湖、サーペンタイン湖が悠々と水をたたえて横たわる。その一角には遊泳場もあり、2012年のオリンピックでは、トライアス
五十嵐太郎 今回、いま行くべき公園を選ぶにあたり、まずは公園の定義を決めておきましょうか。
石川初 法律で定められた公園に限定するのか? 緑地や広場など公園のように使える場所を含むのか?
五十嵐 広い意味での公園的な場所を対象とする方が面白いですよね。
石川・大西麻貴 そうしましょう!
五十嵐 最近、園内にカフェのある公園が増えたと思うんですが、都市公園法の改正が影響していますか?
石川 カフェな
ジェームズ・ボンドも愛用!
爽やかなブルーがまぶしく、夏の日差しによく映えるスイムショーツ。かっちりしたテーラード仕立てのクラシカルなデザインで、リゾートではもちろん街でも着られるのが嬉しい。サイドにあしらわれたアジャスターがアクセント。カラーバリエーションが豊富に揃う。29,000円(オールバー・ブラウン/ヴァルカナイズ・ロンドン☎03・5464・5255)
黒一色のモードな足元。
春夏コレクションの定番となった〈エルメス〉のエスパドリーユから、シックなオールブラックが登場。今シーズンは、肌にしっとりと馴染む柔らかいナッパレザーを使った、素足でも快適な履き心地。レザーソールにジュート素材を巻きつけて美しく仕上げ、細部まで丁寧な職人技が光る一足。86,000円(エルメス/エルメスジャポン☎03・3569・3300)
プリントTではありません。
春から夏にかけて、特に人気を集める〈C.E〉のTシャツ。なかでも珍しいのが、この一枚。デザイナーのスケートシングによるグラフィックが、お馴染みのプリントではなく、3色の刺繍で表現された。縫製後に、オーバーダイウォッシュ加工を施すことで、長く着古したような色ムラのある風合いに。8,000円(C.E http://www.cavempt.com)
戦後の復興と平等な社会を目指し、1960〜70年代にロンドン各地で建設された公営住宅。その中でも秀作とされるのが、520戸が連なる〈アレキサンドラ・ロード・エステイト〉だ。
建設から約40年、設計者のニーヴ・ブラウンに建築界の最高名誉賞が授与された。
この集合住宅をこよなく愛し、受賞への働きかけを続けた2組の暮らしぶりを紹介。
ウィリアム・エグルストンを、テネシー州メンフィスの自宅に訪ねた。カラーフォトグラフィのパイオニアにして、凡庸な日常から強烈な美を引き出す天才写真家は、今いったいどんな家に住み、どのような毎日を送っているのだろう。緑あふれる公園を見下ろす、大きな元ホテル。薄暗い廊下に立ち、ドアをノックした。
千葉県富津市に流れる清流のほとりに、写真家・川内倫子が家を建てた。敷地南西に流れる川に沿い、横に長く伸びる木造2階建て。敷地面積500坪に対して、家の建坪は約40坪。ゆったり取られた空き地のおかげで、風はよく抜け、光も心地よく入る。聞けば、これまで住んできたのは集合住宅で、「家」を建てるのは初めて。夫婦共に千葉に縁があるわけではなかったという。なぜこの場所なのか、国内外で活躍する写真家は、「家」に