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フランス

〈プロヴァンス〉から受け継がれるもの。

福岡では洋食業界において“○○出身の店”という言葉を聞くことはほとんどない。その中で異色なのが〈ラ・ターブル・ド・プロヴァンス〉の存在だ。これまでに多くの弟子、活躍する料理人を輩出してきた理由を紐解く。



 福岡の街で今年20周年を迎えるフランス料理店〈ラ・ターブル・ド・プロヴァンス〉。金沢出身のオーナーシェフ・野村健二さんが奥様・ゆみさんの実家がある長崎に近いという理由で福岡で開いた店だ。

福岡の自然派ワインの草分け的存在『とどろき酒店』●三筑

 15年ほど前から自然派ワインを扱うとどろき酒店。代表の轟木渡さんがフランスのワイン生産者を訪ねた折、ワインに造り手の人柄がにじみ出ると気づいたのがきっかけだ。「今でこそ当たり前のことですが、当時は大発見。わくわくしながら店に置き始めたのに、全く売れませんでした」と笑う。くっきりした味のワインが好まれた時代に、自然派ワインは「濁って曖昧な味がする」と返品されることもしばしば。しかしその滋味と個性に

【10〜30min.】街の隅々まで満喫せよ! 所要時間別、 大阪の過ごし方。

 大阪人はケチだ、せっかちだなんて揶揄されがちだけど、ぼやぼやしていては時間がもったいない! という気持ちが強いのは確か。当然空き時間なんて概念は薄い。かといって、つまらないことに時間を費やすのも我慢できない(すべて在阪編集者調べ)。自ずと、ターミナル駅にある「ちょっと一杯」な店でも、オフィス街の喫茶店でも、立地に甘んじることなく、おもろく過ごしてもらいましょう、とクセは強めになる。これだけサービ

【新しい街、南天満】キタの隣町“天満村”に 開放的な風が吹く。

 北に大阪天満宮、東に造幣局を抱え、大川(旧淀川)右岸に沿って桜並木が続くこのあたり一帯を、古くからいる人は“天満村”と呼んできた。建築やデザイン事務所、町工場や住宅が混在し、のんびりとしていたこの村が、にわかに活気を帯びてきた。大阪キタの商業圏内にもかかわらず好物件が出るとあって、軍資金は少なくとも志は高い人たちが夢を叶えるべく集まってきたからだ。

 21年前、カフェ&雑貨〈dieci〉1号店