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LGの有機ELテレビから考えるあたらしい居住空間学。

リビングのレイアウトを考えるとき、頭を悩ませるのがテレビの存在。薄型化が進んでいるとはいえ、置き型ならテレビ台が必要だし、壁掛けでもある程度の厚みはあって、その圧迫感は否めない。「でも生活に必要なものだし、そこは目をつぶるか……」となりがちだが、諦めるのは早い。有機ELテレビの世界シェアトップを誇るLGエレクトロニクスが今年6月に発売した〈OLED GX シリーズ〉は壁掛けをした状態での厚さは約2

【2月21日公開】 『恐竜超伝説 劇場版 ダーウィンが来た』

仮説の"揺らぎ"を攻めた、古生物学のロマンが満載。

 響き渡るけたたましい咆哮。逃げ惑う恐竜に容赦なく噛みつくティラノサウルス。恐竜映画と聞いて私たちが思い浮かべるのは、やや血なまぐさいスペクタクル作品が多いのでは? もしそうだとしたら、本作品は"恐竜映画"観、ひいては恐竜に対する古典的なイメージをアップデートすることになるだろう。

 まず驚くのが「色」。主要キャラクターの一体であるデイノケイ

〈日本HP〉デザインで選ぶ、ノートPCの正解。

小さく、軽く、使いやすく。ノートPCが登場して約30年、そのデザインは一つの理想形が見えつつあり、言い方を変えればやや画一化し始めているかもしれない。デザインはそこそこに、スペック優先で選ぶ人もいるだろう。けれど服やバッグを機能だけで選ぶ人がいないように(そんな風に選んでいたら日常が味気なく退屈なものになってしまう!)、PCも上質な素材と美しい造形のものを使いたい。毎日開くたびに、ちょっと気分が上

MATERIAL|新しい定番、未来のヴィンテージ。

ムーブメントが最新技術の導入で進化を続けているように、ケースもまた新素材の採用で新たな価値を生み出してきた。先鞭をつけたのは、ラドーだ。1962年に発表した「ダイヤスター」で時計界初のハードメタルをケースに用い、86年にはハイテクセラミックでブレスレットを造作した「インテグラ」を発表。優れた耐傷性という価値を腕時計に与えた。また80年代には、日本ではセイコーが、スイスではIWCがチタン製ケースを実

NEW TECHNOLOGY|新しい定番、未来のヴィンテージ。

16世紀、ガリレオ・ガリレイによって振り子の等時性が発見され、人は時を正確にカウントする術を得た。そして1656年、この法則を利用し、ゼンマイの巻き戻りを制御する仕組みをクリスチャーン・ホイヘンスが考案し、振り子時計を製作。以来、機械式時計の基本原理は変わっていない。腕時計においては振り子のウェイトに代わるのがテンワ、吊り紐に代わるのがヒゲゼンマイである。そんな腕時計のムーブメントに大きな革新が訪

REVENGE |新しい定番、未来のヴィンテージ。

オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク“ジャンボ”エクストラシン」のSS仕様は、入手するのに数年待ちという超人気モデルだ。その外観は、1972年に誕生した初代ロイヤル オークの再現。搭載する薄型自動巻きムーブメントも同じだ。その初代は、今あるラグジュアリー・スポーツウォッチのカテゴリーを切り開いた傑作。しかし誕生時、評価は高くなかった。というよりもたびたび酷評された。39㎜のケースサイズは当時としては

REINTERPRETATION|新しい定番、未来のヴィンテージ。

日本の伝統工芸には、古くから“写し”という文化がある。過去の名品の形や模様などになぞらえた、作品制作のこと。かの北大路魯山人も、江戸時代の陶工・尾形乾山や桃山時代の陶磁器の写しを数多く作っている。それは、模倣や贋作などでは決してなく、優れた先人へのオマージュであり、自らの力量による再解釈。近年の腕時計デザインも、まさに写しが大きな潮流となっている。むろん他社の過去のモデルを規範としているわけではな