
石釜 bake bread 茶房 TAM TAM
の街、神保町は名店ひしめく喫茶の街でもある。駅からも程近い〈石釜 bake bread 茶房 TA
M TAM〉の前には、開店まで30分もあるのに早くも行列ができている。お目当てはホットケーキだ。
石窯オーブンから出てきたばかり、バター香る焼き目にカリッとナイフを入れると、黄金色したスポンジから蒸気がふわりと上がる。1枚焼くのに20分、一度に焼ける数も限られるので1巡目に入れても最後の方だと1時
の街、神保町は名店ひしめく喫茶の街でもある。駅からも程近い〈石釜 bake bread 茶房 TA
M TAM〉の前には、開店まで30分もあるのに早くも行列ができている。お目当てはホットケーキだ。
石窯オーブンから出てきたばかり、バター香る焼き目にカリッとナイフを入れると、黄金色したスポンジから蒸気がふわりと上がる。1枚焼くのに20分、一度に焼ける数も限られるので1巡目に入れても最後の方だと1時
佇まいに惹かれて店の扉を開いたのは21年前。〈ミロンガ〉には、神保町で本を買った後に行きたくなります。芳醇な香りのカフェオレを飲んでいると、昔の自分のような青年が入ってきたり、これから自分が向かうであろう年齢のおじさんが腰掛けていたり、自分が人生のどの場所にいるかを客観視できるような感覚になります。そしてなんといっても店内に流れるアルゼンチンタンゴが魅力。レコードのプツプツというノイズも趣深く、
「きちんとした料理とワイン」な店が意外とない! そんなオフィス街に救世主が現れた。食材の生産者に近い店、王道クラシック路線とキャラは違えど、ともに地に足がついた料理と大人のサービスがウリのイタリアン。お一人様受け入れ態勢も万全です。
おまかせのみというスタイルを取る寿司店が増えつつある中、〈鶴八〉は、客が好きなものを注文できる、昔ながらの「お好み」を貫く。
江戸前寿司の名職人と謳われた師岡幸夫さんが開いた小体な店は、17年前に師岡さんの弟子で現在の主・田島道弘さんが受け継いだ。そこで「初めて訪れて戸惑う人も多いのでは?」と恐る恐る問うたところ、一笑に付された。
「お寿司っていうのは、一貫一貫が完成した食べ物。だから食べたく