
アニエス・ヴァルダが語る、最愛の夫にして監督、ジャック・ドゥミ。
今回の特集上映『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』で公開される『5時から7時までのクレオ』と『幸福~しあわせ~』は、あなたの初期の監督作です。映画を撮り始めた頃、あなたが大事にしていたのはどんなことですか?
アニエス・ヴァルダ 単に物語を語るのではなく、どのように語るかということがとても大事でした。『~クレオ』では主人公の過ごす時間がリアルタイムで流れていきます。観る人に映画を体験し
今回の特集上映『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』で公開される『5時から7時までのクレオ』と『幸福~しあわせ~』は、あなたの初期の監督作です。映画を撮り始めた頃、あなたが大事にしていたのはどんなことですか?
アニエス・ヴァルダ 単に物語を語るのではなく、どのように語るかということがとても大事でした。『~クレオ』では主人公の過ごす時間がリアルタイムで流れていきます。観る人に映画を体験し
映画『E.T.』公開35周年を記念し、〈ミルクボーイ〉がプラッシュドールとパーカをセットにしたスペシャルボックスをリリース。主人公とともに自転車で月夜の空を飛ぶあの名シーンを、それぞれの胸元にプリント。細かな仕様まで、“オソロ”で楽しめるユニークな仕上がり。セット価格15,000円(ミルクボーイ/MILK Inc.☎03・3407・9192)
京都みなみ会館の歴史は1964年まで遡る。邦画の封切り館として開館し、買収、改名、リニューアルなどを経て、20代の若いスタッフが中心となり現在のように自主企画上映をするようになったのは2010年のこと。1スクリーンながら毎月1回行われるオールナイト上映はじめ、ジャンルを問わない多彩なラインナップが魅力の一つだ。
「朝は硬派なドキュメンタリーで始まり、昼間はちょっとほっこりヒューマンものを差し込ん
朝は比較的和食が多く、和の時は直径30㎝くらいの木のお盆に収まるシンプルな和食膳。この「ちょっとこぢんまりしたセット感」が僕の朝の気分です。使う器はその時々で替わりますが、お茶碗は陶芸家・伊藤環さんのもの。たっぷりとした丸みのある形が気に入っています。
卵かけご飯だったり納豆ご飯だったり。メニューはごく普通のものばかりですが、こだわっていることといえば、塩かな。醤油は香りづけ程度に少し使うくら
1964年のデビューから昨年で50年。北米を代表するポニーカー、その後継モデルにして最新の限定車が遂に上陸! ポニーカーとは1960年代、若者をターゲットにしたスポーティなクルマの呼称です。当時から受け継がれるロングノーズ、ショートデッキのスタイルはさらにモダンに進化。スタイリングのヘリテージ路線は先代(2005年〜)からのもので、今回のモデルチェンジで、より低くワイドになっています。搭載される
主人公・エレンの母親は目の前で巨人に食われ、エレンと家族同然のミカサは犯罪者に両親を殺された過去を持つ……2人をはじめ主要人物だけで7人ものキャラクターが家族を喪失するという衝撃の設定はなぜ生まれ、そして支持されるのか? 作品に描かれる家族像を考察した。
プロデューサーとして、数多くの名曲を手がけてきた亀田誠治。今年、プロミュージシャンとしての活動25周年を迎える。「10代の頃から音楽制作を始めましたが、なかなかプロとしてはデビューできなかった。石の上にも3年と言いますが、僕の場合は5年か、10年かな。ようやくデビューできたのが25歳の時。自分にできることを全力でやってきたので、あっという間の四半世紀。本当に幸運でした。ラッキーすぎて怖いから、交
僕はパリのモードを見ることを30年近く生業としています。そして、古稀を迎えるまで大好きなモードの世界で生かされてきました。
生前、母親のモダンな着道楽が僕を今のファッション好きにした根幹でしょう。世間とは違った、“母が着せたい好きな服”を着せられて通学し、中学生まで育てられました。終戦当時は学生服のほとんどが古着の詰め襟全盛の時代でしたから、このことが今から思うと僕のファッション体験そのもので
辻和美さんが作るのは、洗う時の手が気持ちいいガラスだ。
「ざぶざぶ洗っておおらかに
使ってほしい。カフェのグラスみたいに、ヘビーに使うことで経年変化していく感じも、嫌いじゃないですね」
金沢市内にあるアトリエ〈ファクトリー・ズーマー〉では、辻さんと4人のスタッフが制作に関わっている。行われているのは宙吹き。ベンチと呼ばれる作業台を使って中空で吹き上げる、吹きガラスの一種である。基本的には体で覚