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カンヌ国際映画祭

幻となった日本初上演作『OUTSIDE』の舞台裏。

 この春、全国の劇場では現代舞台を牽引する演出家の作品の日本初上演が多く予定されていた。中でも注目されたのがロシアの演出家、キリル・セレブレンニコフによる演劇作品『OUTSIDE - レン・ハンの詩に基づく』。5月に開催予定だった『ふじのくに⇄せかい演劇祭 2020』の見どころの一つとして楽しみな一作だったが、新型コロナウイルスの影響から残念ながら見送りに。幻となったその中身を、特別に少しだけ教え

【話題の映画】文学好きの青年が映画に出会い、撮影監督になった理由とは。|小野山要

 いま、世界の注目を集めるパリ在住の日本人がいる。2019年カンヌ国際映画祭に選出されたアルジェリア=フランス合作映画『Abou Leila』や、グラミー賞で2部門を獲得したDua Lipaの新曲「Break My Heart」、UKグライムシーンを席捲するラッパー、Stormzyの「Vossi Bop」のMVで撮影監督を務める小野山要さんだ。映画業界からも引く手あまたで、手が何本あっても足りない

【4月11日公開】気鋭のクリエイター・吉開菜央の“踊り”的映画作品を一挙上映!

 映画作家、また米津玄師の「Lemon」のMVでのダンスなど、ダンサー・振付家としても活躍する吉開菜央の、昨年のカンヌ国際映画祭の監督週間に正式招待された『Grand Bouquet』を含む6作品が、4月に初めて劇場公開される。
 吉開の作品は、得意のダンスなどの身体表現をモチーフとし、言葉を介さず観る者の五感を強烈に刺激する。それを吉開は「情動」と表現する。
「ある雑誌で、人は“情動”がないと自

【2月28日公開】『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』

 今、世界中の映画人が熱視線を注ぐ、ビー・ガン監督をご存じだろうか。2015年『凱里ブルース』で長編デビューし、中華圏映画のアカデミー賞とされる「金馬奨」の最優秀新人監督賞を最年少で受賞。ギレルモ・デル・トロやジョナサン・デミらも推す、勢いのある新鋭監督だ。

 ビー監督のキャリアは、本人いわく「たまたま進学した」映像関係の大学から始まった。

「多くの映画に触れ、直感的に、自分は“映画を撮るべき

“演じること”の意外なリラックス効果?

 映画『よこがお』では、不条理な現実に巻き込まれ転落していく女性を演じている筒井真理子。役者として着実にキャリアを積み上げてきた彼女にとって、今、“演じること”が一番のストレス発散なのだという。「この仕事は、時に優しい母親にもなれれば、時に凶悪殺人犯にもなれる。日常生活では誰しも、“立場”や“自分”に縛られて仮面をつけなければいけない時があると思いますが、その仮面を思いっきり取り払って、自分以外の