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【12月19日〜2021年1月9日上演】現実と虚構の間で。松井周の創作世界を豊﨑由美が検証。

脚本:松井周/演出・出演:柄本明/出演:藤原竜也、高杉真宙、佐久間由衣/IT企業の社長をしている男(藤原竜也)は、一人暮らしのある老人(柄本明)を家に連れ帰り、生活を共にすることにする。部下や別居中の妻には、家政夫と説明するのだが、その真の目的とは。藤原と柄本は5年ぶりの共演。12月19日〜2021年1月9日、東京芸術劇場プレイハウスで上演。●問合せ/ホリプロチケットセンター☎03・3490・49

ブライアン・イーノが語る、映画音楽の作り方。

自身が手がけた300曲近い映画音楽の中から厳選され、さらに細かく編集作業が加えられたという全17曲。デレク・ジャーマン監督『セバスチャン』(1976年)やミケランジェロ・アントニオーニ『愛のめぐりあい』(95年)から、マイケル・マン監督『ヒート』(95年)やデヴィッド・リンチ監督『デューン/砂の惑星』(84年)などハリウッド作品まで。「意外とスムーズに聴けたって? それはよかった。自分の記憶が入っ

人気はC級、トリック目線はA級。

安いけどなかなか出会えない、出てきても状態の良いものは極めて少ない。そんなコレクト難易度の高いユーズドのスケートシューズを約300足も揃える中村晋久さんは、自身もスケーターで、スケートボードフィルムやマガジンを手がけている。幼い頃に憧れたスケーターが履いていたスニーカーを手に入れたことがきっかけで集め始めたという。
「あまり注目されないジャンルなので高くはないんです。友人のスケーターから譲ってもら

UKロックの最盛期を撮ったトシ矢嶋が写真展を開催。

 クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の魅力の一つに、1970年~80年代のイギリスのロック産業を描いた点にある。癖と欲だらけの業界人の渦巻く、ダーティでダイナミックなビジネスの現場。そんな荒波の中を、名もなきバンドが音楽とハッタリで駆け上り、スターダムへとのし上がっていくのだから、やはり痛快だ。

 ところ変わって、68年の東京・青山。深夜スーパー〈ユアーズ〉で働いていた音楽好きの青年が

前妻を冥界送りに? B・フェリーの来日。

 2月14日、サウス・アフリカのケープ・タウンに始まったブライアン・フェリーのワールド・ツアーは、オーストラリア、ニュージーランドを経由して、アジア圏唯一となった日本公演は大阪、東京の2か所で3月11日・13日、そして、その後、ヨーロッパ、USAを巡り、9月5日、カナダはバンクーバーで終了する。半年以上の、まさに世界を巡る全45公演、普通に旅しても疲れ果てるはずだが、公演ごとに23曲を歌いながらの

日本人のプログレ愛、 そしてフェリー来日。

キング・クリムゾンはこのところ来日コンサートを全国津々浦々でおこない、プログレ・ファンにとってベンチャーズ化現象が話題だ。ロバート・フリップの元気なこと。ファン層は高齢化したが、英国プログレを支えてきたのはわが日本という自負が大枚をはたかせるのであろう。クリムゾン初来日公演(1981年)のときのパンフレットで、ロッキング・オンの渋谷陽一氏と対談したが、あれからもう40年近くなるのか……。パンフもど

才能は閃光のように。

ジミヘン、カート・コバーン、ブライアン・ジョーンズにエイミー・ワインハウス(バスキアも)。多くの天才ミュージシャンが27歳で夭折した謎を「27クラブ」と呼んだりするが、日本ではなぜか洋画家に早世者が多い。村山槐多は22歳、佐伯祐三は30歳。三岸好太郎が31歳で松本竣介が36歳。 明治末期から大正の洋画黎明期を駆け抜け、時代に強烈な光芒を刻みつけた青木繁と関根正二もまた、薄命の天才だ。海への祈りと神