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ブライアン

現実から逃避するために、真正面から音楽と向き合う。|Oneohtrix Point Never

 普段はNYに住んで活動しているんだけど、やっぱりクレイジーな街だと思う。昔から変わらないと思うけど、新しい音楽が次々と生まれてくるし、情報が氾濫していて。少し生活環境を変えようと思って、新しいアルバム制作のために、西マサチューセッツに1ヵ月間家を借りることにしたんだ。もともと僕の生まれた場所で、自然が多く、本当に落ち着く環境だった。でも、本当に田舎で、よそから引っ越してきた人が珍しいみたいでさ。

あらゆる思い込みをなくし、ボーダーレスに生きる。|高橋ヨーコ

 昔は心を開放できる瞬間といえば、誰にも会わずに過ごす時間でした。一人になりたくて旅に出ることも多かったです。しかし、アメリカで生活するようになってから、人と一緒にいることで生まれるものがあることが、少しずつわかりかけてきました。ボーダーレスに生きることも、常に意識していること。子供の頃から、国境や人種、年齢、性別などあらゆる境界線があることに違和感を持っていました。思い込みを取り払うことで、もっ

Cheaper by Dozen|ブライアン・トッレ

 いかにも米国の郊外にありそうな家屋。シリコンで作られたこの家は、奇妙にもグニャグニャしていて、中からは幾体もの子供の脚が飛び出しています。この作品を手がけたのは、ニューヨークを拠点に活動するブライアン・トッレ(1964−)。実はこの作品のアイデアとなっているのは、「レヴィットタウン」という、第二次世界大戦後、退役軍人とその家族のために開発されたニューヨーク郊外にある住宅地。大量の住宅をスピーディ

ゼン・マスター。

 NBAの「ゼン・マスター」といえば、シカゴ・ブルズの黄金時代を作ったフィル・ジャクソンだ。1990年代の日本でのNBA人気ってすごくて、フィルがトヨタのCMに出てたもんね。車の中で作戦ボードを書き込むって演出で。車の中で書くかな? とツッコミたくなったけどね。
 フィルは1945年生まれのベビー・ブーマー。大学生の時に、東洋思想に傾倒していた兄とアメリカ・ロング・ドライブの旅に出た時に、西洋と東

限定アイテムが並んだ マルニの特別なマーケットは 本気買いするゲストが続出!

 パーティ史上、ここまで 「かわいい!」の声が聞こえてきたことがあったでしょうか。マルニが3日間限定で開催したマルニ・ブロッサム・マーケット。そのオープニングパーティに、ゲストのみなさん、大興奮です。
 このイベントは、マルニがブランド設立20周年を迎えて、世界各地で行っているイベント『マルニ・プリズマ』の一環で、ミラノのマルニ・フラワー・マーケット、香港のマルニ・ルーフ・マーケットに続いて開催さ

自分で決めたルールの中で、電子機器に侘び寂びを見る。|伊藤 弘

 アタッシェケースを開けると、中から現れたのは鍵盤がセットになったシンセサイザーだった。《EMS Synthi A》という1970年代の初頭に作られた名機。古いものには、強い興味はないという伊藤弘さんだが、「風流ではあるよね」と音を鳴らした。
「可聴の帯域よりも外の波長が出るんです。脳みそに突き刺さるような音が出るのが、ほかのシンセサイザーとは違うところ。シンセは初期には波形をいじるちょっとした化

Dalston Cola

 最近よく見かける〈Dalston Cola〉がロンドナーに評判だ。無添加のおいしいコーラって作れないの? と聞かれたシェフのダンカン・オブライアンが、友人のレストランのキッチンを借りて試作したのが事の始まり。ダルストンのローカルマーケットで手に入るナイジェリア産のコーラナッツやナツメグ、シナモン、ラベンダーなど様々なスパイスを、果汁100%の柑橘ジュースと混ぜて作り上げる。また工場の機械はほぼ中