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東南アジア

人はいつフィリピン料理を食べるのか?

祝日の夜の西荻のとある商店街は、日本海側の町のシャッター街かと思うほど閑散としているうえ、寒風が吹きすさんでおり、土地勘というものに絶望的に見放されている私は、こんな場所にフィリピン料理屋があるのかと心細かったが、その細さが極細になるほど歩いた先に「ATE」はポツンとあった。

今回、社長とママと私は、フィリピン料理をくらうのである。食らうと決めてからふと思ったのだが、人はどんなときに「さあ、フィ

【蜜とは? そして、イカに飯とは?】渋谷で巡る辺境料理、ポルトガルからペルーへ。

「渋谷がいい。渋谷以外では食いたくない!」
 私がごねるので今回は渋谷で2軒、世界一周メシである。渋谷の文化村シアターコクーンで、かつて故中村勘三郎さん(当時勘九郎さん)に書き下ろした芝居の再演を一か月近くやっており、それが3時間を超える芝居で、いきなり「江古田にいきましょう」などと言われても身動きがとれないのだ。
「渋谷にも辺境料理はあります。どれほどでもあります」
 社長はいつだって頼もしい。

OECEOCLADES【オエセオクラデス】

マダガスカルを中心に、アフリカ大陸本土や、南米、東南アジア、オーストラリアなど広く分布する地生蘭。褐色でまだら模様の葉をした種が多く、これは、枯れ葉に擬態して、草食動物から身を守っているといわれている。開けた明るめの林床の岩場に自生するため、日光は大好き。多湿には弱いため、水はけの良い用土を選ぶとよい。

【美青年と混ざる世界】イスラエルとカンボジアを一晩で……。

 ミャンマー料理屋のインテリおかみに前回教わった、納豆にニンニクを混ぜ唐辛子をかけて混ぜちらかす、という食べ方、それは、ニンニクの臭さと納豆の臭さが殴り合いの喧嘩をした後に仲直りしたような、独特な風味であって、それにドはまりし、もはや、ニンニクなければ納豆は食わぬ、という境地に至った松尾は、今回も日本にいながら食で世界旅行をしております。
「次は、イスラエル料理を食べましょう」と社長は言う。
 イ

Begonia【ベゴニア】

生息しない国はほとんどないのではないか? と思われるほど、世界中に広く分布するベゴニア。その種は2,000種以上に及ぶ。しかも、地域による分化が激しいため、その多様性がコレクション心をそそり、愛好家が増えている。特に、比較的小型の原種ベゴニアは人気が高く、東南アジア産を中心に、魅力的な種が採集家たちの手によって数多く持ち込まれるようになった。基本的には高い湿度を好むため、テラリウムによる栽培がよい

Hale Ho‘olana

 ハワイ語で「ラウ」は「葉っぱ」、「ハラ」は日本で言う「タコノキ」の意だから、ラウハラ=タコノキの葉。ハワイでは古くからその枯れた硬い葉を編み上げ、かばんやかご、帽子など生活にまつわるさまざまなものを作ってきた。伝統工芸として広く知られるラウハラではあるが、そのウィーバー(編み手)は減少しているのが現状であり、ワイルクにある島唯一の専門店〈ハレ・ホオラナ〉を経営するポハク・カホオハノハノはプロフェ