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マエストロ

“世界のトップランナー”と“音楽の都の保守本流”。

 1882年創立のベルリン・フィルは、ソロでも活躍できるレベルの音楽家がメンバー、コンサートマスター、指揮者まで、既存楽員の投票によって決められるという民主主義、実力主義の組織。その基盤を固めたのは歴代の首席指揮者たちだ。「帝王」と呼ばれたヘルベルト・フォン・カラヤンは、冷戦時代にベルリン・フィルを西ドイツの富の象徴に押し上げ、最先端技術による録音を推進して世界的名声を築いた。続くイタリア人のクラ

タコス

自家製タコスを日本に広めたパイオニア。

・メキシコ在住歴を持つオーナーが、現地スタイルを踏襲して作ったタコス専門店の先駆け。
・トルティーヤには自社輸入のメキシコ産コーン粉を使用。これを店内でハンドメイドする。
・テキーラ&メスカルは100種以上完備。現地蒸留所から直輸入した日本未流通の銘柄も。

タコスは全6種。ポーク400円。タコス400円〜。2種を選べるセット900円。テキーラハイボール7

英雄か、悪人か。キューバ革命の闘士の本当の姿はどっち? | チェ・ゲバラ

チェ・ゲバラほど、顔と功績の認知度の差が著しい人物もいない。日本においては、“Tシャツやポスターの人”くらいの認識の向きも多いのではないか。グッズを持っていようがいまいが、功績も知っておいて損はない。

『モーターサイクル・ダイアリーズ』が描くのは、若かりし日のゲバラの姿だ。アルゼンチンで医学生をしていた23歳の彼は、先輩であり生化学者のアルベルト・グラナードに誘われ、一台のバイクにまたがって南米

現代の中国映画を代表するマエストロ。|ジャ・ジャンクー

 ゼロ年代の中国映画を主導し、新境地に挑んだ最新作『罪の手ざわり』ではカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞したジャ・ジャンクー監督。だが、ここ数年の経済的な繁栄を背景に、大きく変わりつつある中国の映画マーケットには不満も多い。「商業映画を撮ろうとする若者が増え、クリエイティブな作品にあまり関心がないんです。国際的な視野を欠き、作る映画はステレオタイプなものばかり。“そんなことを言ってるから、お前の映画には

東京の白鍵と黒鍵を踏む世界のマエストロ。|中島ノブユキ

 近年、国内外での活動でニュースに事欠かなかった中島ノブユキ。世界中を飛び回る中で、待望のソロピアノ作を完成させた。「昨年12月、丸2日集中して録音しました。新曲もありますが、タイトル曲などは20代の時に作った楽曲です。部屋を整理していた時、昔書いた譜面が出てきました。今だと理論的に消化してしまう音の“にごり”が残っていて。それが新鮮だったので、譜面通りに弾いてみました。言い換えれば、20年近くま