
蕎麦を啜りフレンチに酔う、森の中の一軒。
八ヶ岳の南麓、陰影の濃い緑に包まれて立つ黒く尖った三角屋根。築200年の古民家を移築し、会員制別荘として使われていたこの場所を受け継いだレストランが、3年目を迎えたこの夏、オーベルジュとしてリニューアルした。主役は、八ヶ岳伏流水と蕎麦粉だけで作る十割蕎麦、そして地の食材を使ったフレンチ。都内のフランス料理店で料理長を歴任し、アジアのベストレストラン50に選出されたシンガポール〈WAKU GHIN〉
八ヶ岳の南麓、陰影の濃い緑に包まれて立つ黒く尖った三角屋根。築200年の古民家を移築し、会員制別荘として使われていたこの場所を受け継いだレストランが、3年目を迎えたこの夏、オーベルジュとしてリニューアルした。主役は、八ヶ岳伏流水と蕎麦粉だけで作る十割蕎麦、そして地の食材を使ったフレンチ。都内のフランス料理店で料理長を歴任し、アジアのベストレストラン50に選出されたシンガポール〈WAKU GHIN〉
これからのキャンプ飯は、手ぶらの方が楽しめる⁉ 地元食材のBBQセットに、併設レストランで味わう特産メニュー、さらには収穫したての野菜、ランチボックスも。こんなに進化しています。
山歩きによる疲労と空腹は、最高の調味料⁉ ……でも、せっかくなら、険しい道のりを乗り越えてでも食べたいと思える料理がいい。おいしい工夫が詰まった、食事にこだわる山小屋を集めました。
一度入ったら忘れられない!
化粧水に浸るようなリッチ浴感。
日本一人口の少ない町、山梨県早川町。その最も奥に位置する奈良田の集落は、南アルプスの山々によって周囲から隔絶されてきた歴史があり、明治期までは、一番近い集落へ行くだけでも徒歩2時間以上かかっていました。そのため、この地域だけの独特の風習が残っており、言語も周辺とは異なる独特な方言を使う「言語島」となっているなど、「秘境中の秘境」として知られています。また、孝謙天皇が8年間湯治を行ったと伝えられ、
「青年小屋好きに酒嫌いはいない」とは、山の世界では有名な話。だってここは日本の山でたぶん唯一、ボトルキープができる山小屋。お酒好きの主人がセレクトする「おすすめ日本酒」が楽しみで、足繁く通う常連さんも少なくありません。時には主人によるギター演奏会が開かれることも。4時間歩いてでも行ってみたい、山の上の飲み屋さんです。