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ワイナリー

foodmood

 〈フードムード〉の店内は、アースカラーの世界。木と石と野の花をバックにオーラを放つのは、デコレーションのない茶色い風貌がかえって目立つお菓子たちだ。
「バターを使ったおいしいお菓子は世の中にたくさんあるので、私は菜種油を使って、焼き切ることで出るお菓子のおいしさを伝えられたらと思っています」と、店主のなかしましほさん。
 おなかだけでなく、心も満足できるようなおやつを目指して〈フードムード〉と名

うつわ探しに行ったら色々あり、最終的には料理教室を開くというわらしべ長者トリップ。|大塩あゆ美

思えばいつも人に導かれるまま旅をし、最終的に予想外の場所に到達して旅を終えています。直島で見知らぬおじさんに誘われ、野生のムール貝を採集して食べた珍体験も。先日は民芸店を訪ねに富山へ。そこで紹介されたのが「主人が仕留めた野獣肉を人間国宝の器で食す」というディープなジビエ料理店〈きくち〉。民芸フリークの若手職人が作る郷土菓子店も紹介してもらい、うつわ話に花が咲きました(「ひしきりこ」という伝統菓子が

マンズワイン小諸ワイナリー

「飲むのはボルドーが好きですが(笑)、このワインはそのコピーではないんです」。カベルネ・ソーヴィニヨン7割、メルロ3割というメドックの黄金比率で造られるプレミアムワイン「ソラリス・マニフィカ」のスタイルについて、醸造家の島崎大さんは、そう語る。
「日本の風土で作ったブドウで、世界に誇れるワインを」と進めていたワイン造りが、単一品種のプレミアムワイン「ソラリス」として結実。その発展系としてカベルネ・

タケダワイナリー

「変わっていく姿を見てもらおう。そう腹をくくったら、ワイン造りがすごく楽しくなったんです」と、岸平典子さん。
「シャトー・タケダ」は「シャトー・マルゴー」に憧れた父の武田重信さんがカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロの栽培に土壌改良から着手し、20年をかけて完成させたワイナリーのトップキュヴェだ。
 '90の初ヴィンテージが発売された当時、典子さんは4年間のフランス留学から帰国し兄・伸一さんの下で醸造

北海道ワイン 鶴沼ワイナリー

 北海道浦臼町には北海道ワインの自社農園〈鶴沼ワイナリー〉がある。開園は1974年。原生林を開墾、前例のない欧州系品種をドイツから輸入して植え付けた。当初は6000本の苗木がほとんど枯れてしまうなど苦労の連続だったという。しかし今では、東京ドーム95個分の広大なブドウ園が広がる。栽培品種も50種に増えた。
 この地に適した品種もようやく見えてきた、30年後の2004年、畑の名前を冠した「鶴沼シリー

VAN+BIKE CAMPING

 2台の自転車を載せたクロームイエローの「Volvagon」ワゴンが、大自然に囲まれた田舎道を太平洋へ向けひた走る。ミノとディーンのカップルが乗った車が目指すのは、オレゴン・コーストの北部に位置するケープ・ルックアウト州立公園キャンプ場。西海岸で最も美しい海岸と称されるオレゴン・コーストは、薄い霧に包まれたような岩場、荒波が打ち寄せる岬、そしてどこまでも歩いていけそうな遠浅の砂浜と、いくつもの表情