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東京国立近代美術館

夏休み本番! 大人も子供も楽しめる、夏の特別企画。

 いよいよ夏休み本番。海や山で思いっきり遊ぶのもいいけれど、今年は涼しい美術館や博物館で、ゆったり過ごすのもいいかもしれない。なぜならこの夏、大人も子供も楽しめる特別企画が、各所で目白押しだからだ。
 東京国立近代美術館では『MOMAT サマーフェス』と題して、昼も夜も楽しめる約2ヵ月のイベントを開催する。展覧会を中心としたイベント、ワークショップのほか、週末はナイトミュージアムを開催。21時まで

「ナニデデキテルノ?」とつぶやけば、大人も子供も好奇心が湧いてくる

「工芸」とひとくくりに呼んでも、陶器、漆器、織物のようにその種類はさまざま。これらの工芸作品がどんな素材からできているか気にしてみたことはあるだろうか。普段私たちが着ている「服」も、「繊維」が「糸」になり、それを織って「布」ができ、「服」になっている。今回、そのように一つの作品が何でできているのかということにフォーカスした展覧会が行われている。工芸鑑賞はちょっと難しい……と感じている人にこそ体験し

伝統的な手法で、型破りな作品を作り続ける。|齋藤敏寿

 様々な形をした複数の陶のパーツと鉄のパーツを組み立て、抽象的で巨大な陶芸作品を作り出す。今回のコンセプトは“アーキタイプ=元型”。「人間が持つDNAや原子、分子やその先にある物事の根元の形とは何かというイメージです。不定形で一見“ナニコレ⁉”と思われる僕の作品ですが、実は作陶工程を正確に踏んでいかないと出来上がらない形。僕って実はすごく伝統的な陶芸家なんじゃないかな(笑)」。抽象的な形だが、何か

美術

 この作品を美術の立場から見る時、フランシスコ・デ・ゴヤのイメージを重ねないわけにはいきません。すなわち「巨人」と「わが子を食らうサトゥルヌス」ですが、「巨人」については数年前、弟子の作だと結論されました。「わが子を食らうサトゥルヌス」にも別人説が出ていますが、ゴヤ作という前提で話すとすると、このサトゥルヌスと、諫山さんが描く巨人には共通して惹かれる部分がある。それが食人です。人間の根源的なタブー