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1984年

【話題のアート】気鋭アーティスト5名による『楽観のテクニック展』が開催中!

 人間の力の及ばぬ問題や人間同士の問題、そこから発生する様々な情報や言説。多くに触れすぎて心が張り詰めてはいないだろうか。はたまた、細切れになった世界の狭間に落っこちて、分断を感じてはいないだろうか。常に静かな緊張感が求められる現代において、“楽観”という言葉は人々に何を連想させるのだろう。

 京都府天満町のアート宿泊施設〈BnA Alter Museum〉で、特別企画展『楽観のテクニック』が行

(噂 その12)スパイスカレーの聖地で話題の美女カレーカレンダー。

 大阪の街に増え続けるスパイスカレー専門店。その多くの店内で見かける謎のカレンダーをご存じだろうか。下着姿や水着姿となった美女とカレーを一緒に写す、その名も『BIJINCURRYカレンダー』。制作をしているのは、写真家の伊藤菜々子さんだ。「カレー店〈Buttah〉の川崎誠二さんが雑誌『カジカジ』から企画の依頼を受けたときに、女性とカレーを絡めた企画を提案して、で、私に声をかけてくれたんです」。ひょ

三上嘉啓 ●プロダクトデザイナー|デザインを通して地場産業を活性化させる。

 靱公園に隣接するシェアスタジオを拠点に活動する、三上嘉啓。大阪の老舗メーカー〈阪和ホーロー〉による日用品のレーベル〈ovject〉や、オーディオブランド〈NUARL〉を手がける。デザインだけでなく、コンセプトメイキングやブランディングにも深く携わっている。昨年、和紙のプロジェクト「WASHI WATASHI」を仲間と共に立ち上げた。日本各地に点在する和紙工房と様々な分野で活動するクリエイターとを

Ghost in Labor (2020)|ロビン・フランチェスカ・ウィリアムズ

 幽霊を見たこともなけりゃ、分娩中のゴーストなんてとんでもない! ……のですが、はて、この絵の中の幽霊、何を産み落とさんとしているのでしょう。余裕の笑みとともに体をふわりと宙に浮かせてお産に挑んでいるのが、奇妙ながらも羨ましいところではありますが。さて、ロビン・フランチェスカ・ウィリアムズは1984年生まれ、ニューヨークを拠点に活動する画家です。彼女が描く人物は、どれもひと並びに同じ笑顔を浮かべて

Family (2019)|ポリーナ・バースカヤ

 ポリーナ・バースカヤは、1984年ウクライナに生まれ、幼少期にニューヨークへ移り住んだ画家です。彼女が描くほとんどの作品は、実物そっくりの本人が登場する自画像です。上の絵で描かれているのは、家族団欒の一場面。皆が母親の話に耳を傾けるなか、ポリーナはマグカップを片手にこちらを見つめています。どこを、何を、見ているのでしょう? ありますよね、こういうこと。その場がとりわけ楽しいわけでなくとも、決して

【4月3日発売】内省的で美しいサンダーキャットの新作。

 サンダーキャットが、大ヒット作『Drunk』(2017年)に続く、5枚目のアルバムを発表する。前作から3年の間、自身のツアーはもちろん、フライング・ロータスやトラヴィス・スコット、マック・ミラー(R.I.P)らの作品やライブに参加。「地元(LA)の友達に誘われただけだよ」と言うけど、今ではみんな世界中のフェスなどに、ヘッドライナーとして出演しているツワモノばかり。ところが、写真の通り、サンダーキ

栄のど真ん中で1周200mの 空中散歩をのんびり楽しむ。

名古屋のシンボルタワー、名古屋テレビ塔に隣接する〈オアシス21〉は、水をたたえるガラスの大屋根と芝生広場、地下のイベント広場、ショップが一体となった「自然の風と光を取り入れる」がコンセプトの都市公園だ。なかでも、ガラス屋根の上面に薄いベールのように水が流れ、無数の光の波紋を描き出す〈オアシス21 水の宇宙船〉にはぜひ上ってみてほしい。広い青空の下、噴水の水の動きを目で追いながらのんびりと空中散歩し

答えは壁に描かれているよ。

どうしてそんなに名古屋へ行くのかと、この頃、よく訊かれるので、その理由について書こうと思う。
 
今年の3月31日、栄にある中日ビル(中部日本ビルディング)が老朽化対策と栄地区の再開発という理由で閉館した。2020年度までに解体を終え、2024年度完成予定の新しい中日ビルが建つ。閉館のニュースを聞いた時から、1階ロビーの天井に設置されたあの巨大なモザイク画は保存されるのだろうかと、ぼくは気がかりで