キーワード

そこのみにて光輝く

普段の会話も含めて、時間の積み重ねを丸ごと、映画の中にパックしたい。

劇場公開作は少ないが、『Playback』などの作品が絶賛され、新作を待望されてきた三宅唱監督の『きみの鳥はうたえる』。『そこのみにて光輝く』などの映画化作品で知られる佐藤泰志の小説を大胆に脚色し、函館に暮らす若者たちの恋と青春を繊細に映し出した。恋に奔放なヒロイン・佐知子を演じた石橋静河と三宅監督が、この作品に漂う穏やかで自然な空気の源泉を、演出法から解き明かす。

  クランクインの前にどん

愛を求め、ひたむきに生きる人間を描いた『そこのみにて光輝く』。

2006年に公開された『酒井家のしあわせ』で、「映画監督と女優」として出会った呉美保さんと友近さん。今ではすっかり親友関係となり、気になる存在を見つけては「愛のあるツッコミ」を入れる仲だという。ともに"西の人"な2人の言葉は小気味よく、普段はさぞ笑いの絶えない会話を繰り広げていそうだが、本日のお題は呉さんの新作映画について。なので、対談はマジメと笑いを行ったり来たり。
──綾野剛と池脇千鶴が主演を