
【大山(後編)】「戦後の子」、憧れの洋食を語る。
音楽家と人類学者の時空を超えたぶらり旅。今回は前回に続いて板橋区・大山編。そもそも細野さんがこの街を訪れるきっかけになったとある洋食店で、2人の話題はまたしても「あの頃」の食へと時空を遡る……。
音楽家と人類学者の時空を超えたぶらり旅。今回は前回に続いて板橋区・大山編。そもそも細野さんがこの街を訪れるきっかけになったとある洋食店で、2人の話題はまたしても「あの頃」の食へと時空を遡る……。
音楽家と人類学者の時空を超えたぶらり旅。今回は合羽橋編その2。日本一の道具専門の問屋街を冷やかした後、北西の入谷駅方面へ。定番コースの洋食屋へと入った2人の、前回から続く「現代バーチャル論議」がさらに深い展開を見せる……。
馬や羊が草を食み、ロマネスク教会が佇むブルゴーニュ地方の小村に、アジアの秘宝「曜変天目」を探求し続ける陶芸家、ジャン・ジレルさんと妻のヴァレリー・エルマンさんが住まう。
「ここは、昔から煉瓦作りをしていた土地。まずはこの環境を見てほしい」と、丘陵を見晴らすテラスでジレルさんは言う。鉄分の多い煉瓦の材料の赤土と粘性の高い黄土に恵まれ、豊富な湧き水を湛える井戸もすぐそばに。森林整備も兼ねて、裏山の豊
音楽家と人類学者の時空を超えたぶらり旅。今回は合羽橋編。「かっぱ橋」といえば食器・調理器具から食品サンプルまで何でも揃う日本一の道具専門の問屋街。賑やかな店頭を覗きつつ、江戸から続く歴史ある街をぶらぶら歩いているうちに、話は意外な方向へ……。
ポルトガルに生まれ、1928年にリオデジャネイロに移住する。工芸スクール在籍時には〈ニュークレウス〉というグループを結成し、新しい表現手法に積極的に取り組んだ。30年代に入ると、設計士および家具職人としてのキャリアが始まる。富裕層に向け、上質な素材を用いた家具のデザインを手がける一方で、実用性や機能性も重視し、優美さと軽やかさの両立を目指すなど、近代的なデザインアプローチも行っていた。テンレイロは
1904年ロサンゼルス生まれ。日本やアメリカなどで過ごし、30年代から抽象彫刻や舞台美術を手がけた。ジョージ・ネルソンは、ノグチが妹の誕生日のために制作したテーブルを見たのをきっかけに、彼を〈ハーマンミラー〉のデザイナーとして起用することを決めたという。またノグチはイームズ夫妻とも交流があり、夫婦でイームズの自宅を訪れ、食事する写真が残っている。世界的な彫刻家として大成していったノグチだが、そのデ
流行に左右されることなく、時代を超えて愛されるネルソンの家具。アメリカのミッドセンチュリーデザインを牽引した彼の功績、プロダクト、そこから見えてくる仕事術には、クリエイティブの学びが多く見つかる。
音楽家と人類学者の時空を超えたぶらり旅。今回は水天宮・人形町編、第2回。水天宮など七福神巡りの後は、食べ歩きツアーへ。かつて参拝客で賑わった繁華街は今も食の店に溢れている。細野さんがかつて訪ねた洋食屋を再訪、熱い食談議が始まった。
三度の飯よりフランス映画が好き! という5人。どうやらスクリーンの中に、ハートをグッと掴んで離さない美男美女がいるそうです。日仏交流160周年にちなんで、親善大使のごとく、彼らの魅力を語ってもらいます。
喫茶店として70年の歴史を紡ぐ店は、銀座広しといえど稀少である。なぜ〈ウエスト〉の魅力は色褪せないのか? 店を牽引するキーパーソンである2代目社長・依田龍一氏に、成り立ちから小さなナゾまで伺ってみた。やはり、良い店には理由がある。