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1974年

時代を超えて多国籍軍行進中。

ファッションブランドがデザインのモチーフにするなど、なにかと目にするミリタリーシューズだが、京都のヴィンテージショップ〈カプリ〉のオーナー田中聡介さんが所有するものは一味も二味も違う。一回のバイイングで約40日の時間をかけアメリカ、ヨーロッパを巡り、それを18年続けていても、めったにお目にかかれないレアものばかり。世界的コレクターに直談判して入手したりするというから、そのラインナップがいかにすごい

白石和彌監督と俳優・リリー・フランキーが語り合う、映画『凪待ち』の世界。

数多くのアウトローを描いてきた白石和彌監督。香取慎吾主演の『凪待ち』は、ギャンブル依存症の男の喪失と再生の物語。監督自身によるオリジナルストーリーで、「香取さんだから演じてほしい」とぶつけたという。白石作品は3本目の出演にして「初のいい人」を演じたリリー・フランキーは「監督の作品でいちばん好き」と絶賛する。

オーナーシェフ・鈴木美樹が 今春のピエモンテで探した、 イタリア料理の“正解”。

なんにもねぇ、ネッビオーロしかねぇ! 20日間滞在することになる部屋の窓から外を見て、思わす叫んだ。ネッビオーロは、ピエモンテ地方で栽培される主要なワイン用ブドウで、修業先はバローロ村のすぐ隣。ネッビオーロしかないのは当然である。知らなかったわけじゃない。それでも徒歩圏内にバールの一軒もない環境に少し心細くなったのだ。

日本イタリアンの大衆化の 立役者的レストランにも、 初めての訪問。

「チェーン店で食事をするのは、高校生の頃牛丼を食べたとき以来、かな……」という浜田さんをお誘いし、日本のイタリア料理を語るうえで外せない2軒を訪問。まずは〈サイゼリヤ〉へ。「柔らか青豆の温サラダ」、パルマ産熟成生ハムにパスタ、ドリアと全8品をオーダー。浜田さんいわく「フレンチが洋食に形を変えて広まったとするなら、ここで味わえるのはイタリアン版の洋食。日本人の舌に合いますね」とのこと。
 
お次は、

イタリア人シェフ×和食材の コンテンポラリーイタリアン。

イタリア本国をはじめ世界各国で高く評価されているルカ・ファンティンシェフ。
「国内ではジュエラーブランドの看板が大きい分、逆に顔が見えづらい状況に。もっと、日本のフーディーに彼の料理を知ってほしい」と、浜田さんも力説する。イタリアのみならずスペイン〈ムガリッツ〉や〈龍吟〉など、世界のトップレストランで修業した経験を持つ。真骨頂は自身の名を冠したコンテンポラリーのコース、メニュー「ルカ・ファンティン

非日常の空間で味わう 正統派リストランテ料理。

最大4席のテーブルが1卓のみ。サイズこそミニマムなダイニングだが、「アットホーム」とは無縁。薪ストーブがあり、刻一刻と移ろう森の緑を切り取る窓があってなお、きりっとシャープな印象。小林幸司シェフ、葉子さん夫妻が設えた非日常の舞台だ。イタリアのレストランシーンが今よりもっと華やかだった90年代、国内一と称されたウンブリア州〈ヴィッサーニ〉で修業し、料理長も務めた小林シェフ。スフォルマートやアッボルジ