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ポーランド

使うほど味わいを増すベルト。

〈J&M デヴィッドソン〉創業以来のロングセラーであるメッシュベルト。メッシュは熟練した職人によって一本一本丹念に編み込まれている。バックルと先端の本真鍮がアクセント。裏側に折り返した革部分は旧式のミシンを使い、太い糸でしっかりと縫われており、男っぽい雰囲気を楽しめる。各44,000円(J&M デヴィッドソン☎03・3505・2604)

その時、彼女たちは出生の秘密を探る旅に出た。

今年、現時点で最も素晴らしいと思った作品のうち2つが、“出世の秘密”をめぐる物語だった。
『イーダ』の舞台は1960年代初頭のポーランド。戦争孤児として修道院で育てられたアンナは、ある日、院長から親類がまだ生きていることを知らされる。唯一の血縁、おばのヴァンダのもとを訪ねた彼女が、そこで耳にしたのは、知られざる衝撃の事実だった。「あなたはユダヤ人。本名はイーダよ」。両親の墓参りをしようにも、第二次

綾部徹之進/レコード過剰愛好家

○掲載号/747号「カラダにいいこと。」
○きっかけ/中学生時代にボブ・ディランやドアーズなどのロックと出会い、レコード蒐集ライフが始まる。
○クラシックレコード/それまでロックとジャズしか聴かなかったが、30歳直前でクラシックの分野に手を出す。そしてロシア・ピアニズムの世界にハマっていく。
○量より質/現在所有しているレコードは約1万枚。コレクターとしては数が少ないそうだが、代わりにレアものばか

パチモンウォーズ

●名前/木村修一

●職業、年齢/映像作家・CFディレクター、45歳

●パチモンウォーズとは/パチモン、つまりフェイク、海賊版のスター・ウォーズ・グッズ。「本物そのままではない工夫と個性が一つずつにある。世界の津々浦々の、名もなき製作者の作家性さえ感じさせるのが魅力で、味わい深い」。

●甘美な毒気と、ユーモア/「アホやな〜、面白いな〜と笑ってもらえることが大切」。しかし小さなステッカー一枚でも

恋愛や結婚に何度失敗したって大丈夫。|高橋源一郎 × 橋本麻里

橋本麻里 どれから行きますか?
高橋源一郎 まずは『死の棘』から。島尾敏雄さんの私小説ということになりますが、僕が思うに世界文学史上最もひどい私小説。そしてもし日本の小説を何か1冊だけ紹介しろと言われたらこれを挙げる、という作品でもあります。
橋本 そもそも彼は戦争中、特攻隊の隊長として奄美の加計呂麻島に派遣され、島長の娘と恋に落ちるんだよね。それが妻のミホさん。
高橋 島の人にとって島尾さんは、