
読むのも書くのも面白い“日記本”の勧め。
『カミュの手帖 1935−1959』
内沼さんの日記本原体験。無名時代の日記は公開を前提にしておらず、読んだ本の引用、目標とすべき作家の名前も克明に書かれている。アルベール・カミュ著、大久保敏彦訳。新潮社/品切れ。
『カミュの手帖 1935−1959』
内沼さんの日記本原体験。無名時代の日記は公開を前提にしておらず、読んだ本の引用、目標とすべき作家の名前も克明に書かれている。アルベール・カミュ著、大久保敏彦訳。新潮社/品切れ。
「根底では、異質な他者との出会いを求める気持ちと拒絶する気持ち、警戒、恐怖と興味がない交ぜになって蠢いているのではないでしょうか。他者の向こう側に潜む未知の世界には妄想をかき立てられるし、そこには潜在意識の投影という屈折を経て出会う、まだ見ぬ自分自身がいるかもしれない。同時に、日々生きている実感が摩耗していくような今の社会にあって、自分以外の生き物の存在を通して失われた実感を取り戻そうとしているの
1. MONOCLE Scent One Hinoki/COMME des GARÇONS parfums PARFUMS
Top : Cypress, Camphor. Heart : Cedar, Pine, Thyme. Base : Tree moss, Vetiver.
イギリスのライフスタイル誌『モノクル』と〈コム デ ギャルソン〉による異色のコラボレーション。柔らかく香るヒノキに
ヴェルサイユ宮殿の豪華な建物の中で、きらびやかな衣装に包まれ優雅な生活を送っている人にも、“死”は等しく訪れる。映画『ルイ14世の死』は、現代にも通ずる死の問題を、壮大なフィクションで描き出す。「いろいろな意味ですごい映画!」と称賛をした音楽家の渋谷慶一郎さんが、アルベール・セラ監督の映画作りと思想を直撃した。
一人の“太陽王”が死にゆく姿をただただ見つめるというなんとも大胆不敵な映画『ルイ14世の死』が公開中のアルベール・セラ監督。“21世紀の前衛”と名高い彼の創作スタイルは、アマチュアの俳優を使い台詞を現場でつける、俳優たちに場を与えることでカメラの前に一つの現実を立ち上げるものだ。本作ではベッドに横たわる太陽王を演じきったジャン=ピエール・レオを筆頭にプロの俳優が名を連ねはするが、基本スタイルは変
スターデザイナーたちの相次ぐ退任や交代劇、ストリートの台頭やデザインへの回帰、ファッションの今を3人のボードメンバーが語る。この春夏、流れは変わるのか⁉ 知っておくべき重要なキーワードは傍線でフォローし、本編でさらに掘り下げます!