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スリランカ

【恋とサボテン、そして、時間。】日本とメキシコを結んだ深い愛の物語。

 うまいものを食う、というのは、恋愛に似ている。たとえば、とてもうまい寿司屋を予約し、その日が近づいて来るワクワク感、そして、緊張感、いざ、おまかせのコースが煌びやかに目の前に現れる時感じる、前戯、本番、ピロートークみたいな、ここはベッドの上かと錯覚するような流れ、支払いのときの、もっと払いたいというマゾッけ。いろいろひっくるめて恋だわー、なんて思うことはなかろうか? 私だけだろうか? 

 今回

南カリフォルニアの自然を生ける。

ロサンゼルス在住の陶芸家・アダムの友人ラヴィは建築家であり、〈草月流LA支部〉のディレクターを務める華道家でもある。

「僕もアダムも日本の建築に影響を受けてきたという共通点があって。僕は12年前に草月流の武市治子先生に出会って、生け花を始めたんだ。草月流は花を現代美術的な観点で見ることから始まった、従来の伝統からの脱皮を実践している流派だと理解しているよ」(ラヴィ)
「ジョン・ケージやヨーコ・オ

【食うだけで満足の国】五日間の休暇で何処へ行くべきかという悩み。

 去年の秋口くらいから、ずっと私はつまらない人間なのである。つまり休みなく遊びもせず働いてばかりいるからだ。仕事は楽しい。もちろん苦しいこともあるが、私は主に笑いを取り扱った仕事をしているので、仕事の中に「笑っていられる時間」ってものがある。これは普通ではない。普通でないのはおもしろい。しかし、傍から見れば、働いてばかりいて遊ばない人間ってものはつまらないに違いない。それにいいかげん疲れすぎて来た

21人のスリランカ人と4人の日本人。

今回、S社長が連れて行ってくれるというのは、中目黒になんと28年前からあるスリランカ料理の店。スリランカカレーなるものがちまたではじわじわ流行っていると聞いているし、ちょうど「はっきりした味の料理が食べたい」と子供じみたことを思っていたところだった。はっきりした料理といえばカレーということに世の中決まっている。
 
駅に着くと先に店に到着していたママから「今、大変なことになってます」とライン。なん

〈中畑商店〉の 「ホルモン」

神戸のはずれに〈稲荷市場〉という小さな市場があります。そこに暮らす友人たちが愛している〈中畑商店〉を訪れたのは、5年ほど前。昼の明るい日差しの中で食べた、ホルモンと特製ダレ、チューハイの黄金セットにマジでやられて通っています。スリランカでアーユルヴェーダするよりデトックス感が高くて(やったことないけど)、このためだけに神戸に行くし〈アーバンウエスト〉という店を開いた時期もあるほど。最大の魅力は、あ

禅をより深く 知るための 仏教用語集。


あらかん

煩悩を滅尽して悟りに達し、輪廻から解脱した聖者。個人の解脱=修行の完成となる。スリランカ、ミャンマー、タイなどに伝わる上座仏教はこうした初期経典における釈尊の教えを重んじる。これに対して、衆生をも救済できる一切智(世界一般についての広範で完璧な知識)、大悲(衆生を苦しみから救いたいという志)を備えた存在を仏陀と呼び、途方もなく長い修行を経てその境地に至ろうとする立場を取る人々が、自ら

新東記の「ブラックペッパークラブ」|大屋夏南(モデル)

 中華、マレー、インド、そして中華とマレーが融合したプラナカン。多様な文化が混在する多民族国家シンガポールでは、食もまた多彩。代表的なローカルフードとしては、海南鶏飯(海南風チキンライス)に肉骨茶(豚肉を漢方などで煮込んだスープ)、フライド・ホッケンミー(福建式の海鮮焼きそば)、ラクサ(ココナッツ風味のカレー麺)などがよく知られている。
 2年前、取材で現地を訪れたモデルの大屋夏南さんは、そんなシ