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1987年

緑すぎる大仏様に 散在する男根と巨大木魚。 見どころ満載の知られざる珍スポット。

名古屋市内に鮮やかな緑の大仏様が存在することはご存じだろうか? 本尊10m、台座高さ5m、全高15mの大仏様は、どこかエキゾティックな雰囲気の曹洞宗の寺院・桃巖寺に佇んでいる。名古屋大仏が造られた1987年はこのような色ではなかったが、2006年に改修工事をして全身真緑色となり、目、唇、耳等には金箔が施されている。織田信長の父・信秀の菩提寺であるこの寺は、ほかにも見どころが多くある。片手で触れるだ

稲熊祐典 | 木工家具職人

栄から南へ車で20分。〈稲熊家具製作所〉は町工場がひしめく南区道全町にある。目の前を東海道本線が走り、新幹線が通過するたびに工房のガラス戸を勢いよく揺らす。
「騒々しいですけど、たまにドクターイエローも通るから楽しいんです」
 
ん? どこからかホラ貝のような音も響いてくる。これは一体……?
「隣が熱処理工場なんで、窯を開けるたびにこの音がするんです(笑)。ここも元はアクリル加工工場。それを自分で

c-project

『ピタゴラスイッチ』や『ヘンテコノミクス』など、「新しい考え方」を提示し続ける佐藤雅彦。2011年9月、東京藝大大学院の佐藤雅彦研究室に入ってきた5期生を見ているうちに、ある無謀とも思える企てを思いつく。「このメンバーで新しい映画を作る。名付けてc-project」。cとはなんとカンヌ。映画とは何かを求め、カンヌ映画祭正式出品を目指した。そして2014年に『八芳園』、2018年には『どちらを』が、

小川えり|キャバ嬢

エンリケこと小川えりさんは“日本一”売り上げるキャバ嬢。インスタのフォロワーは30万人を超え、2018年の誕生日イベントでは5000万円超のシャンパンタワーを築き、3日間で2億5000万円を売り上げたという。しかし彼女、いわゆる“美女”ではない。かわいいタイプの女性ではあるが、変顔も、ダイエットの記録も平気でアップしてしまう「ぶっちゃけキャラ」なのだ。

「自分ではよくわからないですけど、裏表のな

どこで飲んでも、どんな淹れ方をしてもおいしい豆。

1982年に札幌市豊平区西岡の一軒家で斎藤智さんが始めた〈斎藤珈琲〉は、2000年に現在の藻岩山の麓に移転。白を基調とした清潔な店内。店頭での販売用にすべての豆のラインナップが並べられ、味についての丁寧な説明がつけられている。〈斎藤珈琲〉の豆の基本はずっと変わらない。「どこで飲んでも、どんな淹れ方をしてもおいしい豆」。13年に斎藤さんが亡くなった後、奥さんの里代子さんが代表として〈斎藤珈琲〉を続け

木から生み出される、 ソリッドで美しい世界。

木でありながら、木のようではない。辻有希の作品には、陶器や鉱物を思わせるソリッドな質感が漂う。皿などの器は至ってシンプル。素っ気ないようでいて、ノミで施された細かいハンドワークに温かみが宿る。家具を作っていたという経験が、機能美を追求したもの作りにつながっているのだろう。近年は空間表現に取り組み、オブジェやモビールも制作。

同じ札幌出身のグラフィックデザイナー・阿部寛文との作品展をドイツで行い、

「リナのアマチュア的な 魅力が詰まった椅子です」| 西沢立衛

リナ・ボ・バルディの「キリンの椅子」を両手に「座ったこと? 一度もないですよ。もはや彫刻です」と西沢立衛さん。

出会いはブラジル南部の町、クリチバ。そこにあるオスカー・ニーマイヤー美術館のスタッフがこの椅子に座っていたという。

「座面が高いものと低いものがあるんですが、“キリン”というくらいだし、おそらく高い方がオリジナル。欲しくなってクリチバの古道具屋を探して見つけました」

ブラジルは十数