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現代アート

あらゆる「分断」から、人々を解き放つための場として。

森美術館が日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会シリーズとして、2004年より開催してきた『六本木クロッシング』。6回目となる今回は「つないでみる」をテーマに掲げる。
 
インターネット中心の社会がもたらすディスコミュニケーションや差別など、様々な問題が顕在化する今日。価値観の多様性が認められるようになった一方で、SNSなどの存在が、意見や認識の同調を助長していることも事実だ。本展では

〈D MUSEUM〉で新しいアートを体験する。

ドラマ『華麗なる遺産』『トンイ』で韓国トップ女優の座を確立し、日本でも人気の高いハン・ヒョジュさん。彼女のお気に入りの場所である〈D MUSEUM〉は、2015年の開館以来、新感覚のカルチャースポットとして注目を集める現代アートの美術館だ。

「D MUSEUMでは若い世代の感性に合った企画展が多く開催されているんです。過去の企画展で印象的だったのはトーマス・ヘザウィックの『Inside Heat

Change(2016)|クレール・フォンテーヌ

「クレール・フォンテーヌ」といえば、フランスでは誰もが知る同国発の文房具メーカー。その名を冠したこのアーティストは、2004年にパリで結成された2人組のアートコレクティブ(=アート集団)です。ただし、“クレール・フォンテーヌ”という架空の空間(人物ではないらしい)が作品を制作していて、この2人組はそのアシスタントという体裁をとっています。「現代アートってよくわからないゼ!」という声をさらに増幅させ

HYDE PARK

 世界の主要都市の中でも、抜群に緑が多いロンドン。大小さまざまな緑地が点在する中、合わせると5000エーカーもある歴史ある8つの公園は、今も王室の管理下で運営されている。中でも中心的な存在がハイド・パークとそれに隣接するケンジントン・ガーデンズだ。2つの間には18世紀に建設された人工湖、サーペンタイン湖が悠々と水をたたえて横たわる。その一角には遊泳場もあり、2012年のオリンピックでは、トライアス

少ない壁面スペースを縦横無尽に遊ぶ。

 千葉県、房総半島の東部に位置するいすみ市で半自給自足生活を送る陶芸家の浜名一憲さん。20年ほど前に住み始めた自宅兼工房は、眼下に太平洋を望む、高台に建てられた一軒家だ。
 浜名さんの自宅の壁を一言で譬えるならば「カオス」。弥生時代の土器から江戸時代の道具、アウトサイダーアートや現代アート、子供の絵や習字まで、壁にはさまざまなものが置かれ、貼られ、飾られている。とはいえ、海辺に立つ家の壁面はテラス

ベルリンのアルトバウに住むアーティスト。

ヴァディムとマリアは長い間、拠点としていたケルンから2010年にベルリンに引っ越してきた。ドイツ国内のアートシーンは90年代に旧西ドイツのケルンからベルリンに移ったこともあり、2人は環境を変えたかったという。「ベルリンは民主主義が生きている。ヨーロッパ内ではいま一番素晴らしい都市だと思うね。この町には良いアーティストがたくさんいるし」とヴァディム。
 1911年頃に建てられたアルトバウの中2階が彼

姫本剛史┃アートに埋もれる幸せと使命感と。

天井から天秤が吊り下がり、床には焼き物が転がり、部屋はアートでぎっしり。クローゼットには衣類でなく、梱包用の箱があふれる。「ベッドや家具を処分して作品スペースを確保しています」。最初に買ったのはたまたまデパートで見た洋画だった。「その絵から離れたくないという気持ちになったんです。安くはありませんでしたが、買って見続けることで、より深く作品の魅力に気づくことができました」。その後、六本木クロッシング