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マグカップ

Family (2019)|ポリーナ・バースカヤ

 ポリーナ・バースカヤは、1984年ウクライナに生まれ、幼少期にニューヨークへ移り住んだ画家です。彼女が描くほとんどの作品は、実物そっくりの本人が登場する自画像です。上の絵で描かれているのは、家族団欒の一場面。皆が母親の話に耳を傾けるなか、ポリーナはマグカップを片手にこちらを見つめています。どこを、何を、見ているのでしょう? ありますよね、こういうこと。その場がとりわけ楽しいわけでなくとも、決して

緑の森を散歩しながら地元客の通う店まで。

玉川通りの向かいにひっそりと立つ骨董店。李朝や日本の陶磁器をメインにオランダのデルフト焼など西欧のものも揃え、時代は14〜19世紀が中心。染付皿や向付、杯、花器など30代の若き店主が見立てる品は、どれも道具としての美しさが宿る。価格帯も数千円〜と手の届くものが大半。鑑賞用の美術品だけではない、実際に使う喜びに出会える店だ。

Passing Through(1977)|シルヴィア・パラシオス・ウィットマン

巨大な手は何を意味しているのでしょう? すべてを優しく包み込む母のような存在でしょうか。それとも、到底打ち勝つことのできない権威のようなものでしょうか。技術だけが馬鹿でかくなってしまった人間の手にも思えます。でも、こんなに大きくなっては、針に糸を通すことも、自分の髪をとかすことも、スマホの操作さえも難しそうですね。ほかにもウィットマンのパフォーマンスには、大きな象の鼻やキツネの尻尾など装着できる道

使うほど味わいを増すベルト。

〈J&M デヴィッドソン〉創業以来のロングセラーであるメッシュベルト。メッシュは熟練した職人によって一本一本丹念に編み込まれている。バックルと先端の本真鍮がアクセント。裏側に折り返した革部分は旧式のミシンを使い、太い糸でしっかりと縫われており、男っぽい雰囲気を楽しめる。各44,000円(J&M デヴィッドソン☎03・3505・2604)