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マグカップ

緑の森を散歩しながら地元客の通う店まで。

玉川通りの向かいにひっそりと立つ骨董店。李朝や日本の陶磁器をメインにオランダのデルフト焼など西欧のものも揃え、時代は14〜19世紀が中心。染付皿や向付、杯、花器など30代の若き店主が見立てる品は、どれも道具としての美しさが宿る。価格帯も数千円〜と手の届くものが大半。鑑賞用の美術品だけではない、実際に使う喜びに出会える店だ。

Passing Through(1977)|シルヴィア・パラシオス・ウィットマン

巨大な手は何を意味しているのでしょう? すべてを優しく包み込む母のような存在でしょうか。それとも、到底打ち勝つことのできない権威のようなものでしょうか。技術だけが馬鹿でかくなってしまった人間の手にも思えます。でも、こんなに大きくなっては、針に糸を通すことも、自分の髪をとかすことも、スマホの操作さえも難しそうですね。ほかにもウィットマンのパフォーマンスには、大きな象の鼻やキツネの尻尾など装着できる道

生まれ育った家を、今また住みこなすという幸せ。

 LAで生まれ育ち、今も生家に住んでいるという人はなかなか珍しい。この家は1949年、ピーターの父の代に建てられた。設計したのは知る人ぞ知るジョセフ・ヴァン・ダー・カー。政界の大物が殺到するほど優秀な建築家だったが、考えが共鳴する相手の家しか造らない。信念の建築家カーに見込まれた数少ない施主の一人こそ、ピーターの父だったのだ。カー建築の特徴は平らな屋根と、ガラスの巨大なスライドドア。道に面した表側