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ジューシー

サン・セバスチャン

生産者の人柄や農園の環境を知ったうえで、土地の魅力が発揮されている豆を極力直接買い付ける。オーナー森崇顯さんが大切にするのはキャラクターの表現と質感、酸と甘さのバランス。「どのコーヒーもフレーバーと口当たりのバランスが素晴らしい。これは確かな焙煎の賜物。浅煎りに仕上げた秘境・ウィラ地区の豆もクリーンで甘く、紅茶のような柔らかいアフターテイスト」(三木)。フローラルなアロマ、ブドウのようなジューシー

エル コンキスタドール

長年にわたり信頼を築いてきたパートナー、ラミニータ農園から今シーズン買い付けたコーヒーは、代表の山本酉さんも驚くほどの出来映えだ。地域全体が豪雨の脅威にさらされたにもかかわらず、標高が高いドータ地区のコーヒー畑は災害を免れた。「桃やアプリコットを思い起こさせるジューシーな果実感、年代もののプロバットでローストしたコスタリカは、コーヒー本来の甘さと余韻が続きます」(加藤)。250g 2,000円。

walden woods kyoto (京都/六条)

白い部屋に置かれたヴィンテージのプロバットが存在感を放つロースターカフェ。「鉄製で蓄熱性が高いため、均等にムラなく焼けるのが魅力。京都に根づく深めの焙煎も頭をよぎったけれど、いい豆ほどジューシーさや甘さといった特徴を引き出したいから浅煎りを主体にしています」と、店長の梅田考也さん。2階の客席にはあえてテーブルを置かず雛壇状のベンチに。斬新な空間とも相まって、京都のコーヒーシーンに新風を吹き込んでい

まだ観てないのは、 まだ辿り着いていないから。| 町山智浩 (映画評論家)

「まだ観てない映画が思いつかない」とは、インタビュー依頼時の第一声だ。映画評論家としてメディアで紹介した作品は2000本を超え、飯田橋界隈での映画少年時代から米国在住のいままでに観た映画となれば、それ以上。そんな町山さんの「まだ観てない映画」は「まだ辿り着いていない映画」である。では、“辿り着く”とはどういうことなのか?

「もともとは、アクションやホラー、怪獣、SF映画ばかりを観ていました。途中

生きたアジから生まれるふっくら食感。

 誰もがよく知る料理ほど、魚の良さや違いが伝わるはず。魚自慢の割烹料理店が、アジフライ定食一本のランチを始めたのはそんな思いからだった。瞬く間に「アジフライの店」として名をとどろかせるようになり十余年。昼の行列は途切れることなく今日に至る。
 東京湾で揚がるアジを生きたままおろし、一晩寝かせて使用。余分な水分を出しながら徐々に身が締まり、加熱した時にふっくらとした厚みが出る。刺し身で食べられる新鮮

Prossima Fermata

 ミラノの中心から少し離れた場所にある、小さなジェラテリア〈プロッシマ・フェルマータ〉。店名は「次の駅」という意味。オーナーのバラッジ氏が、電車模型が好きなことから、名づけられた。
 今年改装した店舗は、国内外の雑誌で取り上げられ、ジェラテリア・オブ・デザインと称された。
「小さいからこそインパクトのある店にしたくてね」と、バラッジ氏は言う。設計・内装を手がけたのは、気鋭の若手建築家チームs
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とんかつ 喝

 金町駅北口の駅前通りの雑居ビルの2階にある隠れ家的な店だが、〈喝〉はとんかつファンの間では名の知れた一軒だ。ここのとんかつの特徴は、何といっても低温の大豆油などで揚げ、余熱でじっくり火を入れることにより引き出される肉のジューシーさにある。この製法は時間が経っても肉が硬くなりづらいというメリットを生むため、酒の肴としてじっくり味わうにはぴったりなのである。合わせる酒は、店主が惚れ込む常陸野ネストビ

かつ好

カウンターには、油の温度帯が異なる銅鍋が2つ。高温の鍋で衣を固めてから、中高温の鍋に移して肉を蒸し上げるイメージで揚げています、と静かに語るのは、店主・水上彰久さん。揚がったカツを上下に振って油を切る所作も、そのカツも美しく、立体的な衣は軽やかなのにジューシー!
〈かつ好〉という店名に聞き覚えのあるとんかつマニアも多いだろう。静岡で50年前に創業し、一時期恵比寿にも支店が。そこで働いていた水上さん