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エチオピア

(barakan’s choice 29)クールなエチオ・ジャズの名盤。

Mulatu Astatqé(ムラトゥ・アスタトゥケ/1943−)は1970年代にエチオピアの伝統音楽にジャズとラテン・ミュージックを融合させて、「エチオ・ジャズ」という名のジャンルを確立した音楽家。エチオピアが軍事独裁に移行し音楽活動が難しくなったが、レア・グルーヴ・ブームで発掘され、再び世界から注目されている。

飲み屋が連なる横丁の タコス店で朝から間借り営業。『andoh coffee』●東京/吉祥寺

 吉祥寺出身の安藤久雄さんは、コーヒースタンド〈SIDEWALK STAND INOKASHIRA〉で経験を積み、昨年9月に、ハモニカ横丁に佇む〈TACOS Shop〉の2坪の狭小空間で間借り営業をスタート。オープン当初は午前中のみの営業だったが、好評につき今年から平日のみ夕方まで延長が決定。それでも朝から店を開けるのは、出勤前や散歩中にコーヒーを求める常連客が着実に増えているから。それに伴い、モ

パン業界のスターシェフが朝に合うコーヒーを焙煎。『15℃』●東京/代々木公園

「朝はパンにコーヒー」という人は、パンの聖地・代々木公園へ。人気ベーカリー〈365日〉の杉窪章匡シェフが系列のカフェ〈15℃〉で飛び切りパンに合うコーヒーを焙煎するからだ。素材を生かすこと、機内の圧力調整が重要な点がパン作りと焙煎の共通点と話す杉窪さん。中目黒〈カフェ・ファソン〉で焙煎の基本を学び、今は独学で浅〜中煎りを追求する。「エチオピア グジ」で淹れたラテの濃厚な甘さは、もっちり食感の〈36

コーヒー豆のセレクトショップとは? 國友栄一

〈KOFFEE MAMEYA〉は実に稀有な存在だ。一言で言えばコーヒー豆のセレクトショップ。だが単に話題のロースタリーの豆を集めて販売しているわけではない。そのほとんどが生豆の選択から携わり、店専用に焼き上げた別注品。だからこそ、ここでしか飲めないコーヒーを求めて世界中から客が集うのだ。あえて“焙煎しない”道を選んだバリスタ・國友栄一氏の店は、何が特別なのか? そして豆を知り尽くした男が作るブレン

朝日もまばゆい場所で 美しい酸味の映えた一杯を。『LUCENT COFFEE』

東から注ぐ朝日の気持ち良さに惹かれて、この物件に決めたと話す中田真・翔子さん夫妻。2019年7月に開業した店内では、晴れた朝には光が弧を描くのが見える。穏やかな朝の時間に寄り添うのは浅煎りのシングルオリジン。熱風とハロゲンランプで火入れできるストロングホールド社製の焙煎機を使って、美しい酸味を引き出している。エチオピアのウォッシュトには、目覚めた体に染みる瑞々しい果実感も。ゲストハウスや職人のアト

鶴舞公園からも近く、いま住みたい街 NO.1!? 千代田

長らく栄からも遠くない住宅街というポジションだった千代田がいま、変貌を遂げつつある。きっかけは2009年に移転してきた〈Circles〉の存在だ。「自分たちが作る空間を面白く、豊かにしたいけれど予算的に街中は難しい。NYのソーホーをイメージして選んだのがここ」とオーナーの田中慎也さん。全国からファンが集まる自転車店を営みつつ、2012年には隣にダイナー〈EARLY BIRDS〉を開いた。「歩いたら

【長野、仙台、大阪、小倉、津、そしてケニア。】そして、誰も皆無口で、ウガリを◯◯した。

芝居の巡業で、長野に行き、仙台に行き、大阪に行き、小倉に行き、三重の津にまで行った。「どこ行くの?」「津」。発するのに一秒かからないスピード感に満ちたこの町には、その名前にふさわしく一日しか滞在しなかった。芝居後、食べ歩きをする元気もなく、津の夜は終わったのだった。その土地に旅して、その土地のものを食えない。それは虚しい。仙台では牛タンを食べ、長野では蕎麦を食べた。津には、なんの思い出も残らなかっ