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2000年

表現せずには生きられない人たち。日本のアウトサイダー・アートの現在を知る。

美術教育を受けていない人の創作を指すアウトサイダー・アートだが、日本では、とかく障害のある人の表現活動として誤解されがちだ。しかし、既存の美術領域の外側には、死刑囚やヤンキー、路上生活者といった周縁の人々から、そういった社会的背景を抜きにしても、どうしても作らずにはいられない表現者たちがいる。その裾野を広げ、障害の有無にかかわらず、全国各地へ足を延ばしてアーティストを発掘、紹介してきたのが、アウト

フラワーチャイルド

2000年代のニューヨークでバリスタ修業をし、09年東京に店を開いた田中勝幸さんは、日本におけるサードウェーブカルチャーの第一人者。当時、焙煎から抽出、サービスまでを1人で行うスタイルは、コーヒー業界に大きなインパクトを与えた。契約農園の豆で作る「フラワーチャイルド」は、開業時からのハウスブレンド。「ビターチョコレートのようなしっかりとしたコクが特徴。エスプレッソはもちろん、フレンチプレスやハンド

ラス・ラハス

仙台のコーヒーシーンの牽引役的存在。オーナーの川口千秋さんは、90年代イタリアでエスプレッソを学び、2000年代の北欧でローストの技法を確立したというベテランだ。「ラス・ラハス」は近年注目を集めるイエローハニー製法により、カトゥアイ・カトゥーラという品種の持つ赤ワインのような風味とコク、桃のような芳醇かつ強い甘味を引き出した。「ラズベリーやハイカカオチョコレートのような酸味、蜂蜜のようなまったりと

なかなか生では見られない、竹内まりやが歌ってギターを弾く姿を劇場で堪能できる。

10月にシングル「小さな願い/今を生きよう(Seize the Day)」を発表し、11月25日に、デビューアルバム『Beginning』発表から、40周年を迎えた竹内まりや。アニバーサリーイヤーのキックオフ企画として、2000年以降に開催した3度のツアーから、演奏を抜粋、本人のコメントやプロデューサーで夫でもある山下達郎のコメントなどを含めて編集した映画『souvenir the movie~M

世界のトップ調香師を集め、"マニアック"で個性的な香水を作り出す〈フレデリック マル〉の魅力。

祖父が〈パルファン・クリスチャン・ディオール〉の創設者、母親がディオールの「オー ソバージュ」の開発メンバーだったこともあって、家にはいつもリットル単位で香水が送られてきていたよ。12歳から香水をつけ始めたんだけど、「香水は自分の一部」と気づいたのはその頃から。僕はスポーツ少年で毎日たくさんの汗をかき、一緒に香水も蒸発して自分の顔に上がってくるわけだから、知らぬ間に中毒になっていたのかもしれない(

つまんない作品だって、 酒の肴になるんだよ(笑)。┃シネマノヴェチェント

「映画が好きで好きで、ずっと映画館と配給をやりたかった」と、館主の箕輪克彦さん。もともとは家業を継いでいたものの、2000年頃「今だ」と一念発起。名画座が次々と潰れ始めていた当時、大胆な決断だった。当初はスペースを借りてイベント上映を行っていたが、「映画館って、映写機と場所さえあれば小規模でもできるよな」と気づく。16ミリと32ミリの映写機を手に入れ川崎市で始めたのが、シネマノヴェチェントの前身、

CHANEL

メンズウォッチ市場に参戦を果たしたのは、2000年。この時生まれた「J12」で〈シャネル〉は、セラミックウォッチの新時代も拓いた。ブラックに始まり、03年にホワイト、11年にメタリックなクロマティックを追加。そのどれもがファーストモデルのデザインを踏襲し、ディテールのアップデートで今日に至る。まさにメゾンのアイコンとなったコレクションが今年、グラフィックで遊んだ。ご覧の通り、アラビア数字のインデッ