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薪ストーブ

非日常の空間で味わう 正統派リストランテ料理。

最大4席のテーブルが1卓のみ。サイズこそミニマムなダイニングだが、「アットホーム」とは無縁。薪ストーブがあり、刻一刻と移ろう森の緑を切り取る窓があってなお、きりっとシャープな印象。小林幸司シェフ、葉子さん夫妻が設えた非日常の舞台だ。イタリアのレストランシーンが今よりもっと華やかだった90年代、国内一と称されたウンブリア州〈ヴィッサーニ〉で修業し、料理長も務めた小林シェフ。スフォルマートやアッボルジ

あゆんだ道が、家となった。

フライフィッシングという、自身を森に同化させるような釣りに、大袈裟に言えば人生を捧げている松井慎一さんは、「必要最低限の家をつくりたかった」と言った。ずっと憧れていたのは、H・D・ソロー『ウォールデン 森の生活』に登場する湖畔に立つ小屋。ソローが自給自足で暮らした小屋と同じように、外壁にはレッドシダーの板を20日間かけて自ら張った。8×8mのシンプルな家は、土地の形に合わせて東を向き、デッキからは

“花姿”にこだわる生産者を訪ねて。

勘やコツに頼らない徹底した数値管理で、繊細な切り花を栽培。

今では当たり前に花屋で見かける、リューココリネとアルストロメリア。実は、日持ちしない品種として切り花での流通が難しいとされていた。そこに金字塔を打ち立てたのが、〈三宅花卉園〉。“出荷から約1ヵ月は枯れにくい”と、フローリストが目を丸くする。その秘密は生産性を度外視した栽培にあった。
「有機栽培の名人といわれる方々がいますが、その勘やコツ

Back to the land 田舎に帰ろう。

「新築以上に手がかかったかも」と笑うのはアリソン・キャロル。ジェイとの結婚式を挙げた場所であるカリフォルニア州のジョシュア・ツリーが気に入り、家を購入したのが2015年。ロサンゼルスでの生活に見切りをつけ、2人は何の衒いもなく荒涼とした砂漠へと移り住んだ。
「改修する過程でできることは全部、自分たちの手でやりたかったので徹底して学びました」。砂漠暮らしの先輩たちにアドバイスをもらったり、ユーチュー

代官山に、日本初となる〈TISSOT〉のコンセプトストアが登場。

古くには武家や大きな商屋が屋敷を構えた由緒ある地、代官山。1960年代には、住居、オフィス、店舗から成る複合施設の先駆けともいえる〈代官山ヒルサイドテラス〉が誕生し、それに合わせてカフェやアパレルが点在する先進的な街へと変貌を遂げてきた。2010年代には〈代官山 T-SITE〉や〈テノハ代官山〉などの商業施設も相次いで開業、常に新しい文化を発信し続けるエリアとして人気を集めている。そして2019年

牧場の真ん中の別荘地で、“日常の圏外”を楽しむ。

札幌から東へ約1時間の長沼町。馬追丘陵を登り車を走らせると、でこぼこ道の突き当たりの丘の上で、シャープな2階建てが迎えてくれる。昨年8月、別荘地としても人気のエリアにオープンした〈MAOIQ〉は、一棟丸ごと貸し切れる贅沢なバケーションハウス。この地に惹かれ、毎週のように訪れるうちに移住を決めたというオーナーの武隈洋輔さんが、多くの人にその魅力を味わってもらいたいと、3年前に自宅として建てた空間を宿

火とアウトドアの専門 iLbf

 店名は「I LOVE THE BONFIRE」を省略したもの。焚き火をこよなく愛する店主が脱サラして始めたのが2年前。店内には焚き火台や薪ストーブを中心に、薪や着火剤などを含め、火とその周辺のプロダクトだけを数多く揃える。ここでしかお目にかかれない商品もあり、宝物探し感覚で訪れるお客さんも多い。特筆すべきは焚き火の良さを伝えるために、店舗の2軒隣に新設された焚き火スペース。団地の1階という立地に

tent-Mark DESIGNSのアイアンストーブ|納谷 新

 人混みが苦手なので、キャンプは空いている冬シーズンがメイン。計画して行くのもあまり好きじゃないので、思い立った時に行きます。このストーブを見つけたのは6年くらい前。ふいに厚木の〈WILD−1〉に行ってみて、「なんだこれ!」と。それまで冬キャンパーは、だるまストーブのような畳めない薪ストーブを使っていたので、コンパクトな構造に惹かれて衝動買い。そのままキャンプ場を目指したんですが、すごい渋滞で。小