
【ツマミの効くバー】Cidernaut/The Bellwood
名人によるオリジナルカクテルを一日中楽しめる店と、「クラフトビールの次はこれ」と目されているリンゴのお酒「サイダー」に特化した店が奥渋谷にオープン。そのうえいずれも、オリジナリティのある料理も自慢なのだから、大いに食べて飲むべし。
名人によるオリジナルカクテルを一日中楽しめる店と、「クラフトビールの次はこれ」と目されているリンゴのお酒「サイダー」に特化した店が奥渋谷にオープン。そのうえいずれも、オリジナリティのある料理も自慢なのだから、大いに食べて飲むべし。
ほとんど毎日、住んでいる町のどこかの喫茶店に寄る。仕事の合間、休憩を兼ねて散歩に出るのが習慣なのだが、さて今日はどこに入ろうかと自分の気分を探りながら歩くのがまた楽しい。
「こんにちは」
「いらっしゃい」
十年一日のごとく同じ挨拶だけれど、交わす一瞬の視線にぽっと灯りがともり、言外にお互いの元気を確かめ合う。でも、それ以上のことは何もない。マスターが淹れてくれる熱いコーヒーを相手に、ただぼんや
僕は老舗が好きなんです。お店の味はもちろん、やってくるお客さんやマスターの雰囲気に、様々な時間の厚みを感じることができるから。〈RORO〉もまさにそういう場所で、古き良き喫茶店の佇まいがある。だからここへ来る時は、読書をしたり、PCやノートを開いたりせず、ただゆっくり時間を過ごします。おすすめは、薄い卵の中に甘さ控えめのケチャップライスが入ったオムライス。そして、なんといってもマスターが淹れてく
1時に起きてランチ難民になってしまった昼下がりの空腹を救ってくれるのが、通し営業の〈フレンズ〉。ナポリタンが最高です。なんせ伸び切った麺が許せない“生まれた時からアルデンテ”世代な私ですが、ここのは正統な材料かつ激アルデンテなのです。適度に古びた店内は、名喫茶然とした様子もなく、なんでもない雰囲気。このなんでもない感じの正しい倦怠感がとても心地いいんです。
〈ブルーボトルコーヒー〉の創業者であるジェームス・フリーマンが日本の喫茶店文化のファンであるというのは、コーヒー通の間ではわりと有名な話かもしれない。深煎りの豆やネルドリップという、「サードウェーブ」の世界にはないカルチャーを、彼が愛する理由は何だろうか。
芸人なのに、たまに省庁で打ち合わせする機会もある僕ですが、そんな時に立ち寄っていた喫茶店があった。溜池山王の喫茶〈イーグル〉。経年で、自然にアンティークになった木の床と壁、古時計とワインレッドのソファ、おいしそうにたばこをふかす男性客……。時間が止まったような空間でしたが、今年2月に47年の歴史に幕を閉じ、本当に時間が止まった。「このビルで代議士さんたちが打ち合わせする時に、出前にも行ったのよ」
ほそいさんはビッキーとテラ、2匹の猫との暮らしを綴った『ゆる猫生活—猫たちとゆるく楽しくつきあう方法』の著者。10年前から猫にリードをつけて様々な公園へ。「〈水元公園〉は芝生広場、メタセコイアの森、大きな池など見ているだけで癒やされますし、とにかく広い! 初めてビッキーとテラを散歩させた時、あまりの広さに楽しくなったのか、どこまでもリードを引っ張って歩いていました。この公園では猫を見かけたことが
繁華街の路地裏にある飲み屋で、数年ぶりに再会した2人の"薫"、小林薫と葛西薫。約20年前、主演する舞台の宣伝デザインを小林さんが葛西さんに依頼してから、2人の交流は続いている。2人が語る食の思い出が浮き彫りにするのは、それぞれが辿ってきた人生の味わいか。
メニューは豚汁定食と酒だけ。でも客に頼まれれば大抵のものは作る。ナポリタン、カレーライス、卵焼き……。昔ながらの懐かしい味で、訪れる人々の心も満たす。そんなめしやのマスターを小林薫が演じる『深夜食堂』がTVドラマに続き映画になった。小林さん、食に対する自身のこだわりは? 「男子たるもの、あの店はおいしいとか、グルメみたいなことは言っちゃいけない。そう思ってる世代なんです。出されたものを黙って食べ
所有するシールは、シートにして優に2,000枚以上。「いちばん気持ちが高揚するのは買うとき」で、ほとんど使わずに保管。かさばらないため、良いものを見つけたら即購入が基本だ。こまやかな作りの可愛いものに惹かれるそうで、小さなシールほど心躍るそう。コレクション癖は幼少期からあり、小学生の頃は『りぼん』『なかよし』の付録を蒐集。現在ではシールのほか、キーホルダー・ヘアゴム・食玩・消しゴムなど多岐にわたる