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クライマー

なぜトレランシューズを街で履くのか。

最近、ストリートでトレイルランニングシューズをファッションに取り入れる人が増えている。理由の一つはハイテクスニーカーがブームになって以来、山で確かな仕事をしてくれるスペックが注目されたこと。トレイル、つまり自然が作り上げた不整地を安全に走るためには、ソールのグリップ力やアッパーの防水性、爪先の耐久性などが求められる。むしろ都会に不必要なユーティリティに惹かれてしまうのがストリートの性なのだ。そして

物の履歴書

日本の折り紙に魅了された、ジョナサン・アンダーソンが、その構造をバッグに落とし込むという突飛なアイデアを思いついた。一見シンプルだが、異形のパーツをパズルのように合わせ、立体的に構築できるのは、精密なパターンカッティングの賜物である。1846年よりレザーグッズファクトリーとして続くロエベの革職人と、若きクラフト好きデザイナーの見事なコラボレーションが《PUZZLE》バッグとして結実した。

オールラウンドな趣味を包み隠さずレイアウト。

 レストランを経営する傍ら、クライミングを主に、山登り、フライフィッシング、スノーボードなどあらゆるアウトドア・アクティビティを楽しむ山戸浩介さん。一つの空間にこれらの趣味道具が溢れているにもかかわらず、統一感があるのはなぜなのだろうか。
「A&Fという老舗のアウトドア輸入代理店に勤めていたので、ストーリーを感じるギアや、長く使える良質なものを好むようになりました。どれだけ便利でも自分が所有してい

パタゴニアの名峰「セロトーレ」に素手で挑む。

世界のクライマーたちを魅了する、パタゴニアの鋭峰「セロトーレ」。3102mの花崗岩からなる山は、まるでナイフの刃というか、鉛筆の先というか。とにかくズバッと空に突き刺さるように鋭く聳え立つ。しかも、常に気候のコンディションは最悪。晴れていて雲が遠くの方に見えていたとしても、15分後には風速130㎞/hの強風に見舞われるという。そんな難攻不落の山、セロトーレの登頂に挑んだのは、史上最年少でクライミン