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ミャンマー

【チェコ女はモジモジし、バリ男にはロマンがある。】不意打ちで食らった大河ロマン。

 ドスの効いた大人が通うスナックや瀟洒な小料理屋の立ち並ぶ荒木町に、こんなに足を運ぶ人生が自分に訪れようとは、10年前には考えたこともなかった。大人としてまっとうに働いている意識の低い人間としてはうまく言えないが、東京の真ん中あたりの町は敷居が高いのである。そういえば、初めて文筆の仕事をしたのも本誌もそうだがマガジンハウスで、マガハは東銀座にあるので、笹塚の自宅から東銀座の放つ眩しい輝きに、「階層

自分の想像を超えた世界と荒涼とした風景に惹かれる。|能町みね子

 南国の方が開放的なイメージがありますが、私は北国の方に惹かれます。自分でもなぜかわからないけど殺風景で寂しい風景が好きで、でもぎりぎり人けがある、そんなところに行くとすごく落ち着くんです。地図を見ていても、こんなところにも人が住んでいるんだとか、自分が知らない土地が地球上にこんなにたくさんあるんだなと思ったり、自分の想像を超えたところに思いを馳せるのが、私にとって心が自由になる瞬間なのかもしれま

【美青年と混ざる世界】イスラエルとカンボジアを一晩で……。

 ミャンマー料理屋のインテリおかみに前回教わった、納豆にニンニクを混ぜ唐辛子をかけて混ぜちらかす、という食べ方、それは、ニンニクの臭さと納豆の臭さが殴り合いの喧嘩をした後に仲直りしたような、独特な風味であって、それにドはまりし、もはや、ニンニクなければ納豆は食わぬ、という境地に至った松尾は、今回も日本にいながら食で世界旅行をしております。
「次は、イスラエル料理を食べましょう」と社長は言う。
 イ

【ミャンマー、社長、四谷のママ】松尾スズキの“胃”に“ミャンマー”が入った!

 税金が高い。高すぎる。しかし、それを押しても日本はいい国だ。日本にいながら世界中の料理が食えるのだ。旅の醍醐味は食にある。私はそう思う。中国に行ってノルウェー料理が食いたいという混乱した人間はそういない。空港に着いた瞬間から、うまい中華が食いたい、で、中華を食う、ああ、しみじみ中国に来たなあ、と、そうなるのが、旅である。ならば、逆に考えれば本場の中華を食ってさえいれば、日本にいようが少なくとも胃

禅をより深く 知るための 仏教用語集。


あらかん

煩悩を滅尽して悟りに達し、輪廻から解脱した聖者。個人の解脱=修行の完成となる。スリランカ、ミャンマー、タイなどに伝わる上座仏教はこうした初期経典における釈尊の教えを重んじる。これに対して、衆生をも救済できる一切智(世界一般についての広範で完璧な知識)、大悲(衆生を苦しみから救いたいという志)を備えた存在を仏陀と呼び、途方もなく長い修行を経てその境地に至ろうとする立場を取る人々が、自ら

アジア〜欧州〜南米〜アフリカ。まだまだ続く世界の辛旨い料理。

唐辛子スパイスの強烈な辛味が効いた鶏シチュー。

オーナーシェフの生まれ故郷エチオピアのごちそうがコレ。大量のタマネギを、バレバレと呼ばれる唐辛子ベースのミックススパイスと、半日以上ひたすら煮込んで作る鶏のシチューだ。さすがはアフリカ有数の唐辛子大国、シェフが本国から取り寄せているというこのバレバレが、脳を直撃するような辛さ。が、タマネギと鶏肉がそれに負けない甘味とコクを放っていて、後を引く。

アラウィの「ジャークチキン」|和知 徹〈マルディ グラ〉オーナーシェフ

 趣向を凝らした肉料理で、多くのファンを魅了する和知徹シェフ。まだ見ぬ食材や調理法を求めて、国内外を訪ね歩く“旅する料理人”でもある。辛さへの探究心も強く、自らハバネロを栽培してタバスコを作ったことも。
 そんな強者が選んだ辛旨な一皿は、ジャマイカ名物のジャークチキン。鶏肉をジャークシーズニングと呼ばれるタレに漬け込み、直火で香ばしく焼き上げる。ジャマイカ版の焼き鳥ともいうべきポピュラーな存在だ。