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1976年

敬愛するニール・サイモンの作品を演出。|三谷幸喜

人気コメディアン、マックス・プリンスのオフィスでは、個性溢れる放送作家たちが集い、日々コント作りに勤しんでいた。そこへ新人作家のルーカスが加わり、勢いを増したはずが……。作:ニール・サイモン/翻訳:徐賀世子/演出・上演台本:三谷幸喜/出演:瀬戸康史、松岡茉優、吉原光夫、小手伸也、鈴木浩介、梶原善、青木さやか、山崎一、浅野和之/12月5日〜27日、世田谷パブリックシアターで上演。●問合せ/シス・カン

ブライアン・イーノが語る、映画音楽の作り方。

自身が手がけた300曲近い映画音楽の中から厳選され、さらに細かく編集作業が加えられたという全17曲。デレク・ジャーマン監督『セバスチャン』(1976年)やミケランジェロ・アントニオーニ『愛のめぐりあい』(95年)から、マイケル・マン監督『ヒート』(95年)やデヴィッド・リンチ監督『デューン/砂の惑星』(84年)などハリウッド作品まで。「意外とスムーズに聴けたって? それはよかった。自分の記憶が入っ

【話題のアート】気鋭アーティスト5名による『楽観のテクニック展』が開催中!

 人間の力の及ばぬ問題や人間同士の問題、そこから発生する様々な情報や言説。多くに触れすぎて心が張り詰めてはいないだろうか。はたまた、細切れになった世界の狭間に落っこちて、分断を感じてはいないだろうか。常に静かな緊張感が求められる現代において、“楽観”という言葉は人々に何を連想させるのだろう。

 京都府天満町のアート宿泊施設〈BnA Alter Museum〉で、特別企画展『楽観のテクニック』が行

初代編集長・木滑良久が語る、BRUTUS創刊前夜。

「90歳だからね。もうみんな忘れちゃったよ」
約束の時間よりずいぶん早くに、待ち合わせ場所にカーディガン姿の軽快なカジュアル・スタイルで颯爽と現れた木滑良久さんは、そう言ってニカッと微笑んだ。『週刊平凡』『平凡パンチ』『アンアン』『ポパイ』、そして『ブルータス』まで数々の編集長を歴任し、多くの雑誌の創刊に関わった「伝説」の編集者。この世界に長くいる先人たちが最上の尊敬を込めて呼ぶ「キナさん」。本誌

Sneeze (2001/①), Sneeze 3 (2002/②)|ダナ・シュッツ

 今やマスクなしで通りを歩けば人の目が気になるほどで、クシャミなんてとんでもない。はて、これほどまでに誰かのクシャミを気にした世が今までにあったのでしょうか? 上の絵は、1976年米国生まれの画家、ダナ・シュッツの作品です。まるでブタ鼻の金髪女性が顔を歪めてクシャミをぶっ放しています。その衝撃で顔がブレてしまった瞬間までもが感じられて面白いですね。クシャミにも個性があって、ハックション、ブッション

上出遼平と圡方宏史、ドキュメンタリーの名手が語る、究極のリアリティとは。

元少年兵、カルト教団、ギャングやマフィアの生活を追い、その食に迫る『ハイパーハードボイルドグルメリポート』。テレビ東京のディレクター・上出遼平さんは、自ら危険な場所に足を踏み入れ、彼らの姿をありのまま伝えた。一方、東海テレビの圡方宏史さんは、映画『さよならテレビ』で自らの職場であるテレビ局の報道部を撮った。2人の作品に共通するのは圧倒的なリアリティ。核心に迫るドキュメンタリー作品で観る人の価値観を

【話題の本】レティシア・コロンバニの2作目『彼女たちの部屋』邦訳版が近日発売。

 フランスで100万部を超えるベストセラーとなり、折しもその頃世界的に拡散した「#MeToo運動」の中で、フェミニズム小説としても高い評価を受け、その後日本でも出版され話題となった『三つ編み』の作者レティシア・コロンバニの待望の新刊『彼女たちの部屋』の日本語版が間もなく刊行される。コロンバニは、それまでもオドレイ・トトゥ主演の『愛してる、愛してない…』などの映画監督や女優として活躍していたが、初め

木谷友亮 (アートディレクター) | 私の珍奇植物コレクション。

工場をリノベーションしたようなオフィスで植物を育てる木谷友亮さんは、とにかく“巨大”で“変わり種”が好き。「インダストリアルな空間に置く植物を考えた時に、それとは相反する“自然界の迫力”を取り入れようと思ったのが、きっかけでした」。そして、タイ、マレーシアなどアジア各国から集めた巨大植物の数々。天井から吊した、直径1.5mに及ぶコウモリランは、会社の繁栄を祈願した御神木として7年前のオフィス移転当