キーワード

2009年

コーヒーショップは、まずこの6軒へ。

ホスピタリティに溢れた、メルボルンの最前線。

〈ST. ALi〉〈Seven Seeds〉で働いた経験を持つボーウェンの店。メニューは「家ではミルク入れるかどうかくらいでしょ?」というわけで、白・黒・フィルターの3種。ただし牛乳の温度を必ず測るという徹底ぶり。フィルターコーヒーはハウスブレンド、フルーティなシングルオリジンがある。

植物性ミルクのオプションが定着するNY。牛乳の次はこれ。

ニューヨークのカフェで今、ほぼどこでも見つけられるのが、植物性ミルクのオプションだ。かつてはソイくらいしかなかった種類も、アーモンド、オーツなどバリエーション豊富に。このムーブメントは、遡ること10年ほど前から始まったが、かつてのヘルスコンシャスな人だけのものから、幅広く愛飲されるほどに市民権を獲得。一説にはここ5年で植物性ミルクの需要は61%も上がっているというリサーチ結果もあり、スーパーやデリ

死にかけたアメリカを映し出す“普通の人たち”。| リン・ディン × 川上未映子

路上生活者、身体障害者、日雇い労働者、ドラッグ中毒者……。『アメリカ死にかけ物語』は、ベトナム生まれの詩人であり小説家のリン・ディン氏が、アメリカ各地を旅しながら、底辺に生きる者たちの声を拾い集めたエッセイ集だ。いわば“アメリカのB面”のドキュメントである同書が書かれた背景について、その日本版にエッセイを寄せた小説家の川上未映子氏を聞き手に迎え、リン氏に語ってもらった。

映画は現場の共通言語だから、 カントクが「観てない」は恥。 | 入江 悠 (映画監督)

『SR サイタマノラッパー』で注目を集めてメジャーデビューした入江悠監督。29歳の時にWOWOWドラマ『同期』の監督に抜擢された際、役者もスタッフもベテラン層に囲まれ、プレッシャーは相当なものだったとか。「せめて“自分の方が映画を観ているぞ”という自信がないと、現場に入った時に気持ちで負けると思って、撮影準備として、ひたすら映画を観まくりました。例えば、竹中直人さんが休憩時間にポロッと言った映画は

逗子の老若男女に 愛される文化発信基地。┃シネマアミーゴ

 映画とその周辺の文化を発信する基地として、逗子の子供からお年寄りにまで愛されているシネマアミーゴは映画を観ながら食事ができる「シネマカフェ」。ドキュメンタリーが豊富なラインナップで、映画の内容と関連したイベントも不定期で開催。逗子海岸映画祭の主催者でもある館主の長島源さんが、2人の友人と2009年に立ち上げた。「映画、音楽、食、アートをミックスしたカルチャー空間を作りたかったんです」。1日5本の

棉麻屋手工織品

一本の亜麻糸から一針一針丁寧に編まれる天然素材のバッグ。オーナーの龍惠媚さんはアミ族の女性だ。子供の頃、砂浜に落ちた漁師網を編み合わせる遊びを父親に教わって以来、編み物の虜に。看護師として働く傍ら趣味で編み物を続け、2009年に念願の店を構えた。「ずっと病院の手術室で患者さんの傷口を縫い合わせていたから、もう鮮やかな色は必要ないの」と龍さん。麻や綿の自然色が彼女の作品の持ち味となった。一分の隙もな

terzo tempo

 元は米屋だった古く味わいのある木造2階建て。通りに面した戸は、冬以外はいつもすべて開け放たれている。その佇まいを見て“古民家カフェ”とか“昭和レトロ喫茶店”と呼びたがる人もいるそうだ。
「うちはそういうんじゃないんだけどなと、最初の頃は思っていたんですが、そう呼びたい人がいるならそう呼べばいいやというふうに、だんだん考えが変わってきました」
 寛さんは東京出身で、高知は奈那さんの生まれ育った街だ

人生で同じ時は二度と来ないと教えてくれる、ロイホのパフェ。|浅井リョウ

 そもそもファミレスが好きで、〈ロイヤルホスト〉には税理士も驚くほど通っています。ゆっくり楽しんでほしいから店内に時計を付けない。広告費を使わず、いい食材にお金をかける精神にもグッときますね。僕はいい意味でマーケティングしない商品が好き。秋に合わせてハロウィンソングを出すより、季節関係なくファンクとか出しちゃうハロプロが好きな理由もそれ。他チェーンがこぞってキノコのパスタを出す時期に、なぜかバスク

カジュアル対応の上質ブーツ。

1975年にイタリアで創業しメイド・イン・イタリーの靴作りにこだわる〈サントーニ〉。今季は、エレガントな雰囲気を持ちながらもデイリーに履けるレースアップブーツが登場。上質なスエード素材のアッパーとラバーソールを組み合わせ、さらにはポップなシューレースをあしらったデザインが魅力。86,000円(サントーニ/リエート☎03・5413・5333)

泣いて、笑って、抱きしめ合って…。外国での映画作りについて、監督と俳優が語る。

写真家としても活躍する、長谷井宏紀の長編初監督作品『ブランカとギター弾き』は、日本人監督として初めてヴェネチアビエンナーレ、ヴェネチア国際映画祭の出資を得て製作された。長谷井の映画作りの姿勢において多大な影響を与えたという浅野忠信と、映画にかける情熱について語り合った。

浅野忠信 普段から宏紀くんとはよく会っていて、この映画を撮る前から話は聞いていたんだよね。だから出来上がりがずっと楽しみだっ