
2009年


水原姉妹がこよなく愛するテイ・トウワという奇才。
2020年に活動30周年を迎えたテイ・トウワ。4年ぶりのアルバムには細野晴臣、高橋幸宏、HANAなどが参加、ミックスをGOH HOTODA、マスタリングを砂原良徳が手がけている。アートワークは五木田智央。キャッチーでポップな極上のダンストラックが満載。

(barakan’s choice 01)明るくてポップ、聴きやすい現代音楽。
Penguin Café Orchestra(ペンギン・カフェ・オーケストラ/1976−1997)は、作曲家でギタリストのサイモン・ジェフスによって結成された。ヴァイオリンやオーボエ、アコーディオンなどのほか、民族楽器やサンプリング音源も駆使したその作風は環境音楽的でありながら、イギリスらしいウィットに富んだユーモアも感じられる。

過去と現在を短歌で結びつける。『笑・病』

過去と現在を短歌で結びつける。

一人っ子の父と2人の子供が結ぶ『父と子の絆』。|島田潤一郎
2014年の秋の日に赤ん坊がやってきて、夫婦の人生のほとんどすべては息子のものになった。子守唄代わりのビートルズ、ミニカー、妹、幼稚園、毎日新品に生まれ変わる小さな命。子供たちとの暮らしを柔らかな言葉で綴ったエッセイ集。アルテスパブリッシング/1,800円。

『BOLTS HARDWARE STORE』プロも認める、ハイクオリティな暮らしの名脇役。
伸びがいいSPC(冷間圧延用鋼材)を、へら絞り職人が厚さ1㎜に仕上げた容器。工場では工具の整理用に使われているが、デスクトップや洗面所でも活躍しそう。色は素地と黒ムラ染めの2色がある。550円〜(税込み)。

『レベティコ−雑草の歌』のブルースに酔う。
20世紀初頭に誕生した「レベティコ」を奏で歌う男たちと1人の女。音と煙と人情に彩られた長い一日を描いた、世にも美しい物語。ダヴィッド・プリュドム/原正人訳/サウザンブックス社/3,000円。

中野量太 × 沖田修一|抜群のユーモアセンスで、希望の物語を紡ぐ2人の監督が初対面。|【10月2日公開】『浅田家!』
原案:浅田政志『浅田家』『アルバムのチカラ』(共に赤々舎)/監督・脚本:中野量太/出演:二宮和也、妻夫木聡/なりたかった職業に一家でコスプレする、ユニークな家族写真で、政志は賞を受賞。写真家として進み始めたところに3.11が。混乱のなか政志は、写真洗浄のボランティアに出会う。10月2日、全国東宝系で公開。
