
1970年


(barakan’s choice 26)セネガルの人気ダンス・バンドの最高傑作。
Orchestra Baobab(オーケストラ・バオバブ/1970−1987、2001−)は昨年結成50周年を迎えた、セネガルの伝統あるアフロ・キューバン・バンド。10年を超える長期の活動停止期間があったが、再開時に戻ってきたメンバーもいるという。ギターからホーン・セクションまでほぼすべてのパートが、複数のメンバーによって構成されている。

(barakan’s choice 09)夭折が惜しまれる、新時代ソウルの担い手。
Donny Hathaway(ドニー・ハサウェイ/1945−1979)。1970年に新たな時代の象徴としてソウル・ミュージック界に登場した、卓越したミュージシャン。このアルバムには彼の優れた自作のほかに、キャロル・キング‘You've Got A Friend’やジョン・レノン‘Jealous Guy’が収められ、その選曲にも彼の新しい感性が窺える。

(barakan’s choice 02)A面通しでかけたい、完成度の高い名盤。
Van Morrison(ヴァン・モリスン/1945−)は北アイルランドが生んだ偉大なシンガーソングライター。70代後半に差し掛かった現在でも、年1作近いペースでアルバムを発表している。“Moondance”は彼が24歳のときの作品でソロ3作目。多くのミュージシャンがカヴァーしている‘Crazy Love’(A−3)など名曲揃いである。

TATSUSHI OMORI × Soul Music BAR Ali-Ollie!!!!|ガツンと響くソウルビートでハードリカーをグビッと。

NARUYOSHI KIKUCHI × BOX bar|一人で聴いていても飽きない選曲と、居心地のいい音量のバランス。

『keiokairai』ヴィンテージから現代まで。北欧と日本の良質なデザイン。
ハンドペイントの伸びやかなタッチ、両手で包み込むようにして持ちたい大きめのサイズ。〈アラビア〉に在籍した女性デザイナー、グンヴァル・オリン・グラングヴィストの作で、時を経てなお力強いデザイン。14,500円。

ホンマタカシ × 大森立嗣|映画とドキュメンタリーの間にあるもの。
監督・撮影:ホンマタカシ/建築家・妹島和世が手がけた大阪芸術大学アートサイエンス学科の新校舎。「公園のような建物」という思いを込め、その構成から完成までの3年6ヵ月を追ったドキュメンタリー。数々の建築物を撮影してきた写真家ホンマタカシが、一人の建築家が一つの建築に向き合う姿を鮮明に捉える。ユーロスペースで公開中。

(噂 その8)太陽の塔だけじゃない、 “会いに行けるTARO”。
なんばの髙島屋には、2011年に約40年ぶりにお目見えしたタイル作品がある。1970年頃まで大食堂に飾られていたという作品で、長年ひっそりと保管されていたが、見事な修復作業を経て、今ではレストラン街の顔となっている。そして、太陽の塔の帰りに立ち寄りたいのが江坂。実は、ダスキン本社ビルに、岡本太郎が手がけた縦8mの陶壁画がある。880ピースもの信楽焼を組み合わせた大作だ。

【大阪エリアマップ】
「大阪の正解」はどこにある⁉ まずは、エリアの特性を知っておくべき。1駅違うだけで、人の雰囲気もガラリと変わる大阪の街を、まずは脳内で探索してみよう。