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2016年

新世代J−POPの感覚的なことば。

「2000年代のJ−POPの歌詞は、等身大や共感に焦点を絞って書かれたものが多かった」そう話すのは、J−POPに精通する音楽ジャーナリストの柴那典さん。一つの要因が、“着うた”だった。「今や着うたは失われた文化ですが、J−POPカルチャーの中では無視できないほどの影響があった。そこから女性シンガーソングライターのカリスマが登場し、その代表が西野カナ。彼女の歌詞の一番の特徴が、同世代の女子のライフス

Honda INSIGHT

歴代、トヨタのプリウスと燃費を争ってきたハイブリッド専用車がホンダのインサイトです。2014年に生産・販売を終了したものの、4年間の沈黙を破り新型は4ドアセダンというカタチで登場。そして、今回このクルマが狙っているものは燃費や経済性よりも、むしろ高品位や上質さという部分のようです。実際、インテリアの質感は高く、エクステリアのシルエットは大人っぽく落ち着いています。また、セダンというのも先見性を感じ

少年隊からA.B.C−Zへと受け継がれた曲の奇跡。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でもハイライトとなった『ライブ・エイド』が開催されたのは、1985年。同じ年の12月、当時の常識では前例がないほど長い下積みの末、ジャニーズ事務所からデビューしたグループが少年隊でした。錦織一清、東山紀之、植草克秀。3人の個性豊かでエネルギッシュな声質が入り乱れるボーカルと、海外進出も視野に入れたグルーヴに満ちたダンスは、デビュー曲「仮面舞踏会」の時点で完成されていま

コントだけじゃない、やっぱり小林賢太郎が面白い。

小林賢太郎といえば、ラーメンズの、あのシュールな独特のコントを真っ先に思い浮かべるかもしれない。2016年には自身率いるコント集団〈カジャラ〉を立ち上げ、現在4回目となる公演『怪獣たちの宴』が全国を絶賛巡演中だ。とにかく笑える2時間が過ごせるのでぜひ足を運んでみてほしいのだが、会場では上演台本が販売されているのも面白い。その前書きには、「コントや演劇のトレーニング器具として活かしていただければ嬉し

duft

白を基調としたミニマムな店内に花の彩りだけがアートのように浮かび上がる。ドイツ語で“香り”を意味する店名通り、甘美な香りが心地よく鼻をくすぐる。「花の本質的な魅力と向き合える、ギャラリーのような空間にしたかった」と店主の若井ちえみさん。その美意識はすべてに一貫していて、花選びの基準は一輪挿しで絵になるもの。ブーケは「それぞれの個性を際立たせたいので」と、花と花の空間を大事にしている。包み方もクリア

【屈辱の町に香るバター茶】内モンゴルを味わうための語彙力とは。

 ドスの効いた怪しげなビル。「馬記 蒙古肉餅」はその五階にある。その店名からそこはかとなく漂う異国のマッサージを経由した性サービスの気配。いや、それはおのれの欲望の写し鏡か。マーキーモウコローピンと読むらしい。マーキーモウコローピン。読んだ端から覚えようという気持ちが冬の夜風に散っていく。

 それは高田馬場にあった。高田馬場には嫌な思い出しかない。大人計画を旗揚げした25、6歳の頃、この町のハン

繊維の未来は「構造タンパク質」にある!

 世界中で流通する衣服の6〜7割はポリエステルを中心とした合繊衣料といわれている。合繊のほとんどは石油を原料としていて、製造工程で膨大なエネルギーを消費し、温室効果ガスを排出する。左ページのプリマロフトⓇのように技術は日進月歩で進んでいるが、基本的に合繊は天然素材のように生分解されない。また、原料となる石油の枯渇も懸念されている。そんな状況下で、彗星のように現れたのが、地球上に豊富に存在する「タン

シューレースが自動で締まる 名作映画の未来靴を再現。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』で主人公マーティ・マクフライが着用した、自動でシューレースが締まる未来スニーカーを具現化した「マグ」。2011年に一度デザインのみを再現したモデルが限定発売されたが、映画の設定から1年遅れた2016年にオートシューレース機能“パワーレーシングシステム”を搭載し再び限定発売。足を入れるとセンサーが反応し自動でシューレースが締まり、上のベルトを外すとシュ