
フジテレビ


【話題の本】平野紗季子と長濱ねるの散歩論。|『私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。』
平野紗季子が散歩を通して出会った食や人、風景、街のシーンがチャーミングな語り口で綴られたエッセイ。2016〜20年に雑誌『Hanako』に掲載された同名連載をまとめたもの。マガジンハウス/1,600円。

私のBuono!なイタリアン。| 山田美保子(コラムニスト)
A リストランテ・サバティーニ/外苑前
B トラットリア ケ・パッキア/麻布十番
C リストランテ ダ ニーノ/乃木坂
1988年に雑誌『Hanako』が創刊した頃、いわゆる“イタ飯”ブームが巻き起こりました。当時私は『Hanako』のライターだったので銀座界隈にいることが多くて、銀座インズにあった〈ブォーノブォーノ〉はよく行きました。“アンティパストミスト”“プロシュートボンバ”といったイタ

私のBuono!なイタリアン。| 石原 隆(フジテレビ)
A リストランテ・カルミネ/牛込神楽坂
B タヴェルナ・アズーラ/外苑前
C イル・ボッカローネ/恵比寿
中学生の時に、伊丹十三さんの『ヨーロッパ退屈日記』にある「スパゲッティの正しい食べ方」を読み「自分が食べているスパゲッティは本物とは違うんだ!」ととても感動したのですが、ちゃんとしたイタリア料理店と出会うのはそれからだいぶ後、社会人になってからです。
自分の意志で、何回も行った最初の店は

ミレニアル世代を牽引する、27歳ミュージシャンの同世代トーク。
共に1991年の東京生まれ。共通点も多い2人の出会いは、高校時代まで遡る。同時代を東京で過ごしてきた2人のミュージシャンの原点と現在。

ジャケットとネクタイと時計|ハリー杉山
ニューヨーク・タイムズの東京支局長も務めたイギリス人ジャーナリストの父を持つハリー杉山さん。11~18歳の思春期をイギリスで過ごし、イギリスで一番古い全寮制の学校ウィンチェスター・カレッジを卒業。1382年から続く名門校に、祖父、そして父と代々が通っている。寮に入った13歳の時から英国でジャケットを着てきただけに、フォーマルへのこだわりはかなりのもの。50枚は所有しているというジャケットの中でも、

編集長インタビュー ジャンプアニメの世界。
昨年節目となる創刊50年を迎えた週刊少年ジャンプ。ジャンプ発のアニメ作品は平成だけで60作強、放映していないクールがないほどだ。人気の秘訣や原作との関係性を、11代目編集長・中野博之さんに聞いた。

身近な人たちの大切さを再認識させてくれる作品。| 中村アン
観てない映画は年々数を増すばかり……。それでも私たちには、繰り返し観てしまう映画がある。その映画を何度も観たくなる理由とは?作品の魅力を中村アンさんに聞いてみました。

【余暇の正しい過ごし方】あなたは「利用」と「使用」使い分けられますか? 国語辞典マニアの読み方指南
読書の対象として国語辞典を挙げるのは少し反則気味かもしれない。しかし、文字と文章が書いてある以上、読むという楽しみ方があってもいいはず。今回、トークイベント『国語辞典ナイト』を不定期に開催する4人の辞書好きが、国語辞典の魅力について語る。

小林亜星
戦時下の少年時代から退廃のにおいに魅せられた自称、ナンパな不良少年が、ハワイアンやジャズを片手に夜の世界を飲んで、買って。一度は入った会社を飛び出して、万人の耳に残るメロディを生み出し続けた才人、小林亜星。小さな事務所でその巨体を響かせながら語る人生は、骨太な反骨精神を持つ本当の不良だけが語り得る、軽快で耳に残る歌だった。