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相模原の住宅 | 野沢正光

川県郊外の住宅地で、特に目立つことなく、むしろ紛れ込むように野沢正光邸は立っている。48歳の時に造って27年。一人娘は独立し、通訳や翻訳の仕事をする妻との2人暮らしだ。建物は天井が低く開口部が大きい鉄骨造。センダンの大木を囲むように配した2つの棟と、それをつなぐ階段室から成っている。吉村順三や大高正人に学び、清家清の抑えたプロポーションを愛する野沢らしい、とてもささやかな住宅だ。
 
敷地には坪庭

好きなものを重ねて飾るアパルトマン。

築40年近いマンションの一室。壁という壁に飾られた写真やアート、棚にギュギュッと並ぶ本やオブジェ、そして、たくさんの椅子。濃密で、どこを見ても、物語がふわりと立ち上がってくるような、その雑多具合が心地いい。
 
インテリアショップ〈ACTUS〉に勤める泉哲雄さんと、ギャラリー〈PATINA〉の泉美貴子さんは、この部屋に住んで15年になる。「最初はすっきりしていたんですけどね。2人ともものが好きで気

アズーロ(青)に、ウットリ。

往々にしてナポリのシャツは襟の先が開きがちだけど〈サルヴァトーレ ピッコロ〉の新作のようなオープンカラーは珍しい。この抜け感ある仕立てに鮮やかなアズーロ、ストライプが加わると、不思議なくらい都会的だ。〈エイチ ビューティ&ユース〉限定のシルエットは、オーバーサイズが新鮮。ストリートスタイルで着こなしたい。シャツ22,000円(サルヴァトーレ ピッコロ/エイチ ビューティ&ユース☎03・6438・5

一から十までカスタマイズ。

〈リュニフォーム〉はすべての工程を手作業で行うパリのバッグ・小物ブランド。魅力はベースとなるモデルを選び、生地やパーツ、イニシャルの刻印まで自在にカスタムできる公式オンライン限定のサービス。それが4月12日に丸の内でオープンした国内初の店舗では、実物を見ながら自分好みのデザインをオーダーできる。H30×W40×D12㎝。バッグ98,000円(リュニフォーム/エドストローム オフィス☎03・6427

カンバタウォッシュド

オーナーはデンマーク・コペンハーゲンでバリスタ修業を積み、帰国後〈FUGLEN TOKYO〉の立ち上げに参加した鈴木康夫さん。豆の甘さ、酸、透明感のある風味を引き出すため基本は浅煎り。シングルオリジンが中心だ。「喫茶店文化が根づいている名古屋でも、かなり攻めた感じのライトロースト。この豆もライムやレモングラスなどの爽やかなフレーバーで、ジンジャーや蜂蜜の印象もありエキゾティック」(大西)。100g

エリアス・ミグ

数々のバールやカフェを成功に導いたバリスタ・國友栄一さんによる豆専門店。扱うのは国内外から選んだ5つのロースターの豆だ。今回、三木さんが推すのはデンマークで高い評価を得るロースター〈La Cabra〉のエチオピア。「入荷のたびに驚かされます。これまで感じたことのないフレーバーや果実味が発見できる。エチオピアにも、明確に品種特定ができるシングルファームの時代がすぐそこに。フレーバーを生かすため、透過

現代的なセンスと才能で ヨーロッパとブラジルをつなぐ。

ポーランドの首都、ワルシャワに生まれる。ル・コルビュジエに憧れ、ルーマニアの美術大学で学んだ後に、渡仏。建築の仕事に携わるようになる。そして1949年、新時代の建築とデザインの可能性を求め、ブラジルに移住する。サンパウロに住み始めた50年代前半から家具のデザインを手がけるようになる。住宅用家具はもちろん、商業施設も担当し、特に59年に手がけたエール・フランスのチケットカウンターは評価が高い。同年に

60年代の建物と見事に調和する道具としてのインテリア。| 安藤夏樹(編集者)

まさか、自分がアメリカのミッドセンチュリー家具を買う日が来るとは思わなかった。90年代のブームの時は逆に避けていたので」と言う編集者の安藤夏樹さん。もともとは70年代のスペースエイジ調のデザインが好きで、ヴェルナー・パントンなどのデザイン家具を揃えていた。1年半ほど前、60年代の古いヴィンテージマンションに事務所を構える際に、ミッドセンチュリー期のインテリアを再認識したという。

「仕事柄さまざま

あのブランケットがハットに!

アメリカを代表する老舗ブランド〈ペンドルトン〉の、ブランケットに用いる伝統的な柄を使用して作られた〈サカイ〉のハット。春夏シーズンのランウェイで使用されたコーデュロイ生地をそのままハットに落としこんだ。ブリム部分に付けられたダブルネームのタグがアクセントになっている。全3色展開。各28,000円(サカイ☎03・6418・5977)

デザイナーズ家具に溶け込む良質なギアのみをセレクト。

 家具やスケートボードなどを手がけるクラフトマンの西村紀彦さんは、趣味のサーフキャンプや、ツーリングキャンプでは、ヴィンテージのアウトドアギアをメインに使い男友達とスタイルを追求している。また一方で、登山などのファミリーキャンプでは子供のために、使いやすい現代のギアを用いることもあるのだという。本来ならアウトドアグッズが散乱していてもおかしくないはずだが、家の中は至ってシンプルに構成されている。