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仁義なき戦い

『仁義なき戦い』を手がけた伝説の男と、実録映画の後継者が対面。

 北海道警察の現役刑事が、覚醒剤に溺れ、悪事の限りを尽くした驚愕の実話。『日本で一番悪い奴ら』は、そんな日本の警察史上最大の不祥事といわれる事件を、綾野剛主演で映画化したピカレスクロマンだ。
 前作『凶悪』に続き、再び実録映画を手がけた白石和彌監督が、この日やってきたのは京都。『仁義なき戦い』シリーズなど、映画史に残る実録映画を生み出した伝説のプロデューサー、日下部五朗を表敬訪問するためだ。
「日

真面目と不真面目を行き来する、横断力にこそ男らしさは宿る。映画界の重鎮たちは、男である理由を教えてくれる。

 深作欣二監督は、言わずと知れた日本映画の巨匠。僕が学生時代にツテを頼って「学校へ映画の特別講義をしに来てくれないでしょうか?」と頼みに行ったら、2時間近くずっと巻きたばこを巻きながら無言でした。やけくそになって「俺は将来、自分の映画を作って映画監督になりたいんです!」と半泣きで訴えたら、「よし、わかった。俺が行くからには俺の映画を全部観とけ」と引き受けてくださった。そしたら、数日後、僕の安アパー