
ステンレス製


『keiokairai』ヴィンテージから現代まで。北欧と日本の良質なデザイン。
ハンドペイントの伸びやかなタッチ、両手で包み込むようにして持ちたい大きめのサイズ。〈アラビア〉に在籍した女性デザイナー、グンヴァル・オリン・グラングヴィストの作で、時を経てなお力強いデザイン。14,500円。

TOKYOメイドの日用品。
江戸の頃から東京は職人の街。今でも下町を中心に手仕事の技術を踏襲したモノ作りの伝統が生きている。使い勝手を考えたシンプルなデザインが東京生まれの日用品の特徴だ。審美眼に長けた選者2人による逸品図鑑。
『選んだ人』
日野明子 ●クラフトバイヤー
大谷優依 ●インテリアスタイリスト

尊敬できる、 キッチン道具。
日々使うものだからこそ、キッチン道具には、機能性、使い勝手、形、素材など、使う人のこだわりが表れる。デザイナー・熊野亘さん、料理人・原川慎一郎さん、陶芸家・内田鋼一さんの異なるフィールドで活躍するプロフェッショナルが敬愛する道具は一体どんなものなのか? 日頃使っているツールを持ち寄って、語り合ってもらった。
3人が集まったのは、原川慎一郎さんが運営するレストラン〈ザ・ブラインド・ドンキー〉の厨

PUEBUCO
インテリア・家具の世界では知られた人気のお店。キャンバス、鉄、真鍮などの素材を使ったインダストリアルな雰囲気のオリジナル商品と一部ヴィンテージの品揃え。「自由に使ってほしい」という思いが詰まったアイテムたちは、アノニマスなヴィンテージのデザインに発想を得たものが多い。5ℓのステンレス製ジャグや、水に強いラミネートキャンバスのシート、p.34で紹介したスチールツールボックスなどは、アウトドアにもぴ

Water Bottele & Jug(水筒&ジャグ)|水はアウトドアの命です。
キャンプ中に水を汲みに行くのが嫌いなんです。せっかくいい感じに酔いが回ってきた頃に、重いジャグを運ぶなんて苦行でしかありません。だからジャグは絶対に大容量。ヴィンテージのステンレス製のものの方がお洒落だったりはしますが、重くて運ぶのがキツすぎます。その点このジャグは軽量。19ℓ入るので、飲み水をペットボトルにすれば1日1回の水汲みで余裕です。¥6,980(コールマン ジャパン カスタマーサービス☎

木型まで特注したコラボ企画。
「エラ」や「オーセンティック」と並んで人気を誇る〈バンズ〉のスリッポンに〈ホワイトマウンテニアリング〉の今季の象徴的なパーム柄をプリント。より足馴染みをよくするためにシャープにアレンジした木型を使用。メンズ、レディースサイズを展開。9,500円(ホワイトマウンテニアリング×バンズ/ホワイトマウンテニアリング☎03・6416・5381)

EN VRAC
有機栽培のブドウで添加物を最小限に抑えたヴァン・ナチュール(自然派ワイン)に特化するカーヴやビストロが隆盛を極める昨今のパリ。そんな中、このたび登場したのはヴァン・ナチュールの量り売り店〈アン・ヴラック〉だ。しかも店内で売られる各ワインの特性を学び、自由にブレンド(アッサンブラージュ)し、自分だけのワイン作りに挑戦できるワークショップも開催。この店の出現にパリのワイン好きが沸いている。
ワイン

今季のテーマはタフガイ。
〈フェンディ〉の春夏は、砂漠などの過酷な環境で活躍する、タフな男性がテーマ。ターメリックカラーのコートは、形はピーコートだが、短い着丈と一枚仕立てが特徴なので、ジャケット代わりにも着られる。素材は、ワークウェアなどに使われる丈夫なコットンダック生地を使用。136,000円(フェンディ/フェンディ ジャパン☎03・5414・6762)

ウール素材のボストンバッグ。
昨年末、表参道にオープンした、日本初の〈チャーチ〉旗艦店には、レザーシューズ以外のグッズも充実。ノーサンプトンの老舗レザーブランドである〈タスティング〉社と製作したバッグもその一つ。ほかにも英国ブランドとタッグを組んだ、数々のアイテムが揃う。H39×W53×D29㎝。65,100円(チャーチ/チャーチ 表参道店☎03・3486・1801)