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George

もっと知りたい、ミッドセンチュリーデザイン。

デザイナーたちの活躍の背景には、戦争をはじめとする社会環境と、歴史の流れがあった。名作の誕生は、時代の必然でもあったに違いない。

1950年代前後のアメリカは、デザインを取り巻く環境に独特のものがあった。中でも重要なのは、45年に終結した第二次世界大戦だろう。戦勝国か敗戦国かにかかわらず、この戦争は世界中の国々に絶大なダメージをもたらした。しかし数少ない例外として、戦後すぐに勢いを回復したのが、

世界的に敬愛される木匠。

1905年ワシントン州生まれ。マサチューセッツ工科大学で建築を学び、30年代は日本に滞在してアントニン・レーモンドの建築事務所に勤めた。44年からペンシルヴェニア州の工房で家具作りに専念し始め、無垢材を用いた家具を数多く手がける。46年、〈ノル〉でアームチェアを発表。52年にアメリカ建築学会からゴールドメダルを授与されるなど、木工の匠としての活動は早い時期から評価が高かった。現在は、ナカシマの工房

名作をオリジナルカラーで。

1990年代に流行した〈リーボック クラシック〉の名作《DAYTONA DMX》が、〈ヴァイナル アーカイブ〉の別注で一新。モダンなカラーリングで当ブランドらしさを表現しつつ、クラシックなフォルムと機能性はそのまま採用した。各16,000円(リーボック クラシック×ヴァイナル アーカイブ/リーボック アディダスグループお客様窓口☎0570・033・033)

Conoid Chair|コノイドチェア (1960頃)

無垢板の座面を、斜めに立つ2本の背と脚だけで支えるキャンティレバー構造。木の力強さや風合いを直線的なデザインで際立たせたこの椅子は、日系アメリカ人2世のデザイナー、ジョージ・ナカシマの名作だ。元は建築を学び、アントニン・レーモンドのもとで働いていたナカシマだが、やがてデザインから製作まで手がける木工家具作りに専念。四国の高松をたびたび訪れて家具職人と交流を図り、職人の手技を生かしたプロダクトを作る

Mira Chair|ミラ チェア (1950頃)

木工家具の世界的パイオニア、ジョージ・ナカシマが、愛娘ミラのためにデザイン。座面が三角形&3本脚なので左右どちらからも腰かけやすく、3サイズあるうち、座高の高い2種は足置き付きで、ハイスツールタイプには安定感を増すための脚貫(補強材)も。背もたれや座面の角など手で触れる部分はなめらかに仕上げられ、座る人への優しさが随所に感じられる。

Nelson Platform Bench|ネルソンプラットフォームベンチ (1946)

1946年からハーマンミラーのデザインディレクターを務めたジョージ・ネルソンは、アメリカのモダンデザインの立役者。斬新なコンセプトの家具も多く手がけたが、最初に発表したのはそっけないほどシンプルな木のベンチだった。メープル材を等間隔で並べた座面はモダンなテクスチャーが素敵。黒で仕上げた脚部のジョイントも一手間かけてあり、古き良き時代のアメリカの木工家具の趣を残す。

ドラマで非日常を味わうという悦楽。|滝本 誠

OooO! fuuuck!! と感動したのは、ダッチワイフの登場であった。昨今のリアルなラブ・ドールではなく、息で命を吹き込むチープなヴィニール製ダッチワイフ。ダッチワイフにはどこか郷愁、哀愁があり、それだけで評価点はアップする。
 というわけで、最近のドラマ(犯罪系)では断然『キリング/26日間』なのだ。ダッチワイフは、主役の女性刑事サラ・リンデンがシアトル警察殺人課を退職することになり、そのご