
「新たな価値観で男を撮る、森 栄喜」実践ワークショップ・ポートレートの距離について
男性ポートレートを撮らせるならば、今、最も旬と呼べるのが森栄喜だ。『tokyo boy alone』でリアルな男性像を写し、昨年木村伊兵衛写真賞を受賞した彼が、本企画のために“公開”撮り下ろしに挑んだ。密室でのフォトセッションから写真のセレクトまでホンマタカシが目撃した現場とは……。
男性ポートレートを撮らせるならば、今、最も旬と呼べるのが森栄喜だ。『tokyo boy alone』でリアルな男性像を写し、昨年木村伊兵衛写真賞を受賞した彼が、本企画のために“公開”撮り下ろしに挑んだ。密室でのフォトセッションから写真のセレクトまでホンマタカシが目撃した現場とは……。
1980年代には前衛芸術家のパフォーマーとして盆栽アートを繰り広げ、90年代に写真家としての活動を本格化させた沼田元氣さん。前衛的かつキュートに洗練されたそのセンスは、常に時代の先を歩む。川島小鳥さんの師匠でもある沼田さんは、写真という表現の可能性を今も追求し続けている。
“カワイイ”という言葉では収まり切らない、聖俗を共に表現する写真家・川島小鳥さんと、旧知の仲であり、小鳥さんの被写体にもなっているミュージシャン・峯田和伸さん。3人の話は、写真家と被写体の関係から、写真の力そのものへと飛んでいった。
撮影したての写真を取材直前までセレクトしていたスタイリスト・長谷川昭雄さんとフォトグラファーの白川青史さん。スタイリストなしでは始まらない“チーム戦”のファッション写真。今の『ポパイ』には不可欠なビジュアル作りの根幹をなす2人の、ほかには真似のできない“関わり方”に、ホンマさんが迫ります。