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注目の映像作家、Páraic Mc Gloughlin。

 膨大な数の風景写真を素材に、パラパラ漫画のような抽象アニメーションを作るアイルランドの映像作家Páraic Mc Gloughlinに注目しています。様々な場所にある共通の形状(例えば四角いドア)を一コマずつ繋げてアニメーションにする原理で、都市を再構築しながらめまいを起こしそうなトリップ映像を生み出します。風景を幾何学的なモチーフにしてアニメを作るアイデアは以前にもありそうですが、その執着力と

遡ればシルクロード。

というか、やっぱり「真似」である。今この目で鑑賞できる古代の絵のネタ元は、その多くが、中国や朝鮮半島や東アジアから、仏教絵画や遣唐使のクチコミという形でインポートされたものだったりする。
 
約1300年前の白鳳時代に描かれた《高松塚古墳壁画》は、中国の唐時代に亡くなった貴人の墓の壁画に倣ったものらしい。群像で表された女性たちの顔や体つきも、カラフルな衣装と持ち物で死者の旅立ちを華やかに見送るスタ

奇想の前提

表現というのはある条件が揃うと「奇想化」しがちです。ある時代、あるエリアで、足並み揃えて。それはかなり高い確率で起こります。「奇想化」には別の名前の仲間がいろいろいます。代表格は海の向こうの美術の親戚筋ーーもともと〈歪んだ真珠〉というネガティブな意味の「バロック化」。あとはルネッサンス直後のイタリアに現れた「マニエリスム化」。「ロココ化」も女々しさに偏りすぎだけど、まあ仲間かな。さらに僕なんかは美