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パルムドール

女の神秘を描き出す現代の名匠。|アブデラティフ・ケシシュ

 女たちによる激しい愛の物語『アデル、ブルーは熱い色』で、カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞したアブデラティフ・ケシシュ監督。彼が敬愛する小津安二郎や溝口健二、成瀬巳喜男といった日本の巨匠と同様、女性の神秘を描き出す現代の名匠だ。小津らは恋愛感情にも似たものを抱きながら、女優の魅力を引き出したといわれるが  。「確かにそうだろうね。でも彼らだけじゃない。たいていは女性の神秘に興味を持つ人