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ボーエ・モーエンセン

The Spanish Chair|スパニッシュチェア (1958)

庶民のための家具を考え続けた巨匠ボーエ・モーエンセンの作。スペインの貴族階級が使っていた一枚革の木製椅子を、自宅用にリデザインした。大胆な革使いを美しいデザインとして成立させているのは、どっしり骨太な木製フレーム。サイドテーブルとして使えるほど幅が広いアームも、特徴の一つだ。木部と革との絶妙なバランスがラウンジチェアとしての素朴で力強い美しさを生み出している。

J39 (1947)

水平垂直に構成したフレームに、優しげなシェイプの背もたれ。素朴な佇まいのこの椅子は、定番志向の高まりとともに近年いっそう目にする機会が増えた。デザインしたのは、ハンス・J・ウェグナーと同じく1914年デンマーク生まれのボーエ・モーエンセン。デンマーク王立芸術アカデミーでコーア・クリントに学び、リデザインと機能主義を体得した彼は、クリントの設計事務所や、一般市民のために良質な家具を提供するF.D.B