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イタリア料理

もっと自由で、クリエイティブに。 枠組みを超えた日本のイタリアンを。

日本人の自分がイタリアンを表現したらどうなるのか。自分に課題を課すように挑戦を続ける、徳吉洋二さん。例えば、定番の「カルボナーラ」なら、なぜ卵とチーズなのか。その土地の地理、歴史、食材、人々を突き詰め、伝統そのものを理解し、必然性を納得したうえで料理する。色や形、体験から作りたい料理を発想し、食材を探して当てはめるというアプローチも、徳吉流のスタイルだ。

今年3月、イタリア最大のガストロノミーイベント。 耳目を集めたのは、一人の日本人シェフでした!

ミラノで開催される『イデンティタ・ゴローゼ』は世界のトップシェフが現代料理について語るコンベンション。今年は3月末に開催され、「クチーナ・コンタミナータ=越境料理」というコーナーにミラノで活躍する日本人シェフ、徳吉洋二さんが登壇し、大いに注目を集めた。彼が常々言い続けてきたコンセプトが、重要なテーマとして取り上げられたのだ。「いろいろな味を混ぜるのがフュージョン料理。一方僕のクチーナ・コンタミナー

粉にこだわるピッツァとパスタ。

〈浅草開化楼〉と共同開発した絶妙バランスの低加水パスタ。

シチリア修業時代、現地の生パスタの食感に感銘を受けたシェフの樋口敬洋さん。帰国後、自家製に挑戦するもなかなか再現できず、製麺会社〈浅草開化楼〉とタッグを組み、低加水パスタを開発。通常加水率40~50%で作るところ、約30%に抑えることで、樋口さんが求めていた歯切れの良さとモチモチ感が融合する麺が完成した。ディナーメニューの定番は、辛めのア

LE API OSTERIA

 シェフの松本良英氏はもともとフランス料理を学びフランスで活動していたが、1999年イタリアに渡り、ミラノの老舗レストラン〈ジャンニーノ〉でダヴィデ・オルダーニと出会う。2003年から今ミラノで最も予約を取るのが難しいといわれミシュラン1ツ星を持つ大人気レストラン〈D'O〉で長い間ダヴィデの右腕としてシェフを務めた。そして今年〈LE API OSTERIA〉をオープン。開店から約1ヵ月、全く宣伝し