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イタリア料理

おいしく、楽しく、美しく。ヴィーガン百花繚乱。

ヴィーガンを実践する人も、そうでない人も。境界線を意識することなく、一緒に食卓を囲み楽しく味わえる、そんなヴィーガン料理が東京にもすっかり定着。ハレの日向けからなんでもない日常飯まで選択肢も豊富です。



 ヴィーガン=肉、魚、卵、乳製品などの動物性食材を一切とらない、厳格な菜食主義。そう聞くと「食べられるものが少なくて大変そう!」と思ってしまいがちだ(ちなみに「ベジタリアン」はややルールが緩

おやつ呑み

角打ち併設のナチュラルワイン専門店。

・フランスを中心に、独・豪・伊産などが揃う。
・抜栓料1本3,000円。グラスワインもある。
・店主の深川健光さんは六本木〈祥瑞〉出身。また「KENKOU」名義で、音楽活動も。
・料理は中野〈松㐂〉の惣菜など提供。
・冬限定で仕入れる牡蠣のオイル漬けも人気。

〈松㐂〉の煮込み800円。音のはね返りを計算して設計された木材の壁。スピーカーも6台据える。禁煙

酒器は骨董か作家物。酒の味わいを引き出すなら、なお良し。

ずらりと並んだ抹茶碗や大鉢、そして壺。実は、ワインの酒器。「ワインはグラスで飲むもの」という常識を覆し、焼き締めの、いまを時めく作家の陶器でナチュラルワインを飲ませるバーがある。
 
店主の佐竹厚紀さんは、有名イタリア料理店やワインの輸入会社で経験を積み独立。「一杯のグラスワインをいかにおいしく提供するか」を追求するうち、うつわの形状とともに素材に着目し、ワイン造りのルーツにある土のうつわを使うこ

〈ヴィノ・エ・パスタ〉の 「玉ねぎのフォカッチャ」

 80年代後半、初めてイタリア1周の取材に行き、イタリア料理にどっぷりハマっていた時期に、今はなき目黒〈チェルキオ〉が開店。そこで橘 利男シェフがこれを出してくれて衝撃を受けたのが最初です。イタリアンの粉物料理では、私にとってこのフォカッチャが最上級。

 その後シェフが、古巣の〈ヴィノ・エ・パスタ〉に戻ってからもいただいていますが、回数は30回くらい。でも、30年思っています。イタリア料理で最も

あの州の郷土料理。

シチリア住民が日々食べる、滋味深い“まかない”料理。

青く広がる海と空、開放的なシチリアの空気に惚れ込んだという大下竜一シェフ。「現地での修業時代、そこのシェフが毎日のように食べていたまかない料理が本当においしくて」。そんな“まかない”料理がこの店の原点となっている。野生のハーブ・フィノキエットやイワシ、内臓料理など、リストランテとはまた違う庶民の味は千葉県八街市の〈エコファームアサノ〉など仕入

新鮮な海の幸。

小田原の朝獲れ魚介に2人のシェフが魂を込める。

オーナーは日本とイタリア両方のソムリエ資格を持つ淵本聖一さん。シェフはトスカーナの〈ダ・カイーノ〉などで修業した天野智詞さん、〈カノビアーノ〉などで研鑽を積んだ永原武史さんの2人。その強力な布陣により、創造性豊かな料理とワインを堪能できる店。魚介は小田原直送の朝獲れものが中心で、ワインは約300種を用意。「ワインのペアリングコースも3種類3,780

注目! ニューオープン。

昆布で育つ和牛や産直の鮮魚。力のある食材を直球勝負で。

〈ラ・ビスボッチャ〉や〈イル・ボッカローネ〉といった名店で5年余りローマ料理を学び、その後ローマを中心にイタリア各地で修業を積んだ伊藤淳シェフ。麻布の住宅街に開いたイタリアのトラットリアそのものの雰囲気な店は、居心地がよくてつい長居をしてしまう。メニューは得意のローマ料理を中心に、イタリア各地の郷土料理を幅広く網羅。黒板にはその日のおすすめ

独自路線で深まる、 西のイタリアン。| 関西

ホルモンが好きなのは、イタリアで「トリッパ食い」といわれるトスカーナ人だけじゃない。ホルモンに限らず関西では、食の都を彩る花形素材たち、瀬戸内の高級魚、京野菜、そして完璧な猟法のジビエなどは、持ち前のアグレッシブな関西人気質で、昔から当然のごとくイタリアンに取り入れられ、進化してきた。
 
中でも今、話題なのが尾崎牛ホルモンが武器の〈パヤータ・ローザネーラ〉。特殊な例外を除き、一般には入手不可だっ

日本で、イタリアに一番近い島。| 沖縄

沖縄イタリアンの胎動が、エイサー太鼓のごとくバチバチ響いている。この島には、トスカーナのように豚の頭から脚まで料理に使う、日本では稀有な豚肉文化がある。魚介のマース(塩)煮はアクアパッツァだし、シチリアのごとくマグロも獲り、食べる。
 
加えて昨今、イタリアから料理人が戻っている。みんな沖縄が好きだから。彼らはカオスな市場を猫のように歩き、薪の炎で肉を焼き、海を眺めて料理を作る。その圧倒的な豊かさ