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ブレイキング・バッド

自らを表現する新たなフィールドとの出会い。

 ハリウッド映画がつまらなくなったと感じているなら、それはたぶん、気のせいじゃない。最近のメジャースタジオは、続編やスピンオフで長年にわたり利益を生み出し続けるフランチャイズ映画に重点を置いてしまっている。これらの企画は莫大な収益をもたらす現代の金鉱だが、なにしろコストがかかる。スタジオは年間製作本数を減らしてリスクを回避しているため、中規模の野心作がなかなか実現しづらいのだ。
 若者向けのアメコ

日常のそばにあるドラマこそ、しっくりくる。|高橋ヨーコ

『ブレイキング・バッド』も観てみたんです。でもドラッグを製造したりとか、あまりにも日常からかけ離れてる気がして、次を続けて観たいという欲求が出てこない(笑)。そういうのがあまり得意じゃなくって。よくできていて素晴らしいのはわかるんだけど……。
 好みの問題ですかね。映画でもSFやアクションとかはあまり観ないし。「日常のすぐそこに、こんなことが」というのがいいんです。『ブレイキング・バッド』も実はそ

海外ドラマを観るべき4つの理由。|談・町山智浩

今のアメリカのエンタメ界では、ドラマ出身のJ・J・エイブラムスなどが映画で活躍し、映画畑のスティーヴン・ソダーバーグ監督やマシュー・マコノヒーらがドラマに参入するといった地殻変動が起きています。ハリウッドで勝負するには組織作りが必須。でもドラマ界では、面白いストーリーが一本書ければいきなりトップが取れる。だから、経験値が浅いにもかかわらず、ヒットドラマを創る若手クリエイターも多く登場してきている。