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フィンランド

写真家・平野太呂 ハウスメーカーとつくる家。

まず最初に、誤解を解いておかなければならないのは、たぶん、多くの人が、ハウスメーカーと家をつくる、となると、ほとんど、何も、自分たちの好きなようにはできない、と思っているだろうこと。間取りは自由、床材も建具も選べます、と言ったって、せいぜい選べるのはAかBの2択くらいで、本当に好きなものは使えないし、細かな希望なんて聞いてもらえないんでしょ、と思っていること。
 
違います。できます。ものすごく、

花と映画と男と女。

「別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます」。川端康成の掌編「花」はこんな言葉で結ばれている。では、どんな花を男に教えたらいいのかというと、これはどんな花でもいいのである。なぜなら多くの男は花の名前一つ知らない“花音痴”なのだから。男は花とどう付き合うべきか? 映画には数々の男と花にまつわる名シーンが登場する。

『ブロークン・フラワーズ』の主人公は、匿名のピンクの封筒が送

日本では約20年ぶりのアルヴァ・アアルト回顧展。

積層合板の丸い座面に、バーチの無垢材を加工して作った3本脚を付けた、かの有名な丸椅子「スツール60」。アルヴァ・アアルト(1898〜1976)の家具は大量生産を念頭に規格化された「部品」を組み上げて作られ、ある意味単純で色気がないようにも見えるが、それゆえか、今から80年以上も前に作られた丸椅子はじめ、現代の生活空間においても普遍的な魅力を保ち、時代に取り残されないデザイン強度を保ち続けている。

イームズの盟友で好敵手。

1910年フィンランド生まれ。著名な建築家のエリエル・サーリネンを父に持ち、13歳でアメリカに移住。エリエルが校長を務めたミシガン州のクランブルック美術大学で学び、イェール大学などを経て建築家となる。クランブルック時代に一緒に過ごしたチャールズ・イームズとは親友で、後に自分の子供にイームズと名づけるほどに親交が深かった。またフローレンス・ノルとも早くから家族ぐるみの付き合いがあり、後に家具ブランド

思わず吠えたくなる、ワンワン映画を数本。

 本誌前号で紹介されていた、マイラ・カルマン『たいせつなきみ 犬が教えてくれたこと』(吉田実香+D・インバー訳/創元社)は、犬好きが飛びつきたくなる本で売れ行き好調とのこと。それに乗じて本コラムでは、余計なお世話だろうが、犬になにかしら教えられたような気になった、思わず画面にワンと叫びたくなった、ここ1、2年の映画を何本かあげてみることにする。ワン。
 いやあ、驚いた、作品の出来が予想をはるかに超

大使ですら見逃していた“サウナ本”があった!

 サウナにハマりすぎて描いた『サ道』から7年。マンガ家にして、日本に2人しかいないサウナ大使の1人(もう1人は長嶋茂雄!)として、その素晴らしさを伝導してきたタナカカツキさん。
「もうサウナはやり切ったかなと思ってたんですけど、ここをやってなかった!」と作ったのが、初心者向けで、絵本のように読めるサウナの本。
「昔は暑くて乾燥しててキツくておじさんのものって印象がありましたけど、今の若い人の最初の

SAVOTTAのテントサウナ|ほりゆりこ

 数年前、サウナ大使でもあるマンガ家のタナカカツキさんとお仕事したのがキッカケでサウナにハマりました。SAVOTTAのテントサウナは、同じくカツキさんの影響でサウナ好きになった同僚が「フィンランドにあるような湖畔のサウナ小屋を建てるのはお金がかかるけど、テントサウナなら本格的なサウナを簡単に楽しめる」と言って個人輸入したのが最初です。そこから登山と銭湯好きの同僚も誘って3人で〈Tent Sauna

若木信吾

2006年、自身をモデルにした主人公と祖父との交流を描いた映画『星影のワルツ』で長編映画監督デビュー。その後も定期的に映画を撮り続け、現在までに3作品を世に送り出している写真家の若木信吾さん。そんな若木さんに、最近の映画事情について聞いてみた。
「これまでほとんど縁がなかったフィンランドに、ここ最近行く機会が増えたんです。行くとなれば、その国の文化を理解したいと思い、いろいろ調べますよね。文学作品

海外に行く友人にお願いすることも。|成田玄太

大切にしているのは、自分が好きなデザインかどうか。探しものが見つからない時は、ネットで探すよりも、海外に行く友人などにリクエストして探してきてもらうことが多いですね。自分で工夫して作ったりカスタマイズしたりすることもあります。外苑前の〈SWIMSUIT DEPARTMENT〉や神山町の〈MEMEME〉をよく覗いていますよ。