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テレビドラマ

「強くあれ、優しくあれ」| 宮沢氷魚

モデルとしての活躍はもちろん、ドラマ、舞台、映画など、俳優としても活動の幅を広げている宮沢氷魚さん。今回の撮影中、自分から撮影スタッフに積極的に話しかけ、緊張した雰囲気を緩めてくれた。さりげない気遣いで現場を明るくしてくれる氷魚さんの父は、ロックバンド〈THE BOOM〉のボーカル、宮沢和史さんだ。
「物心ついた頃から父にずっと言われてきたことがあります。それが“強くあれ、優しくあれ”ということば

是枝監督総合監修、日本社会の問題点を見つめたオムニバス映画が公開。

香港で社会現象となったオムニバス映画『十年』。10年後の香港を舞台に自国が抱える問題点を取り上げた作品は、中国では国営メディアに批判され上映禁止になるほどの話題を呼んだ。新たに日本、タイ、台湾の国際共同プロジェクトが始動。日本版のエグゼクティブ・プロデューサーには是枝裕和監督を迎え、10年後の日本を舞台に多様な問題意識を出発点に5人の映画監督が創作した。その一人、『美しい国』石川慶監督に話を伺った

世界を読み替える、クトゥルー神話の魅力。

人類が登場するはるか以前、地球を支配していたのは異次元から到来した邪悪なる神々だった。異形の姿を持つ邪神たちは、地底や海底で眠りに就きながら、復活の時を虎視眈々と狙っている。「クトゥルー神話」とは、こうした壮大な世界観のもとに創作された複数の作家たちによるフィクションの総称だ。その起点となったのは、アメリカの怪奇小説家H・P・ラヴクラフトが1920年代から30年代にかけて執筆した作品。彼の死後、多

トロワ・シャンブル|柄本 明

 台本を読んだり台詞を覚えたりするには、家の中にいるより街に出た方がいい。余計な情報がたくさんあった方がなぜか集中できるんです。喫茶店は静かだけど人の気配はあるでしょ。あの感じがちょうどいいんですよね。家から歩いて来られる、〈トロワ・シャンブル〉にはもう30年以上通っています。マスターが無口で会話はほとんどないんだけど、程よくこちらのことを気にかけてくれる。僕はお店の人と喋るのが苦手なので、この距

人生で同じ時は二度と来ないと教えてくれる、ロイホのパフェ。|浅井リョウ

 そもそもファミレスが好きで、〈ロイヤルホスト〉には税理士も驚くほど通っています。ゆっくり楽しんでほしいから店内に時計を付けない。広告費を使わず、いい食材にお金をかける精神にもグッときますね。僕はいい意味でマーケティングしない商品が好き。秋に合わせてハロウィンソングを出すより、季節関係なくファンクとか出しちゃうハロプロが好きな理由もそれ。他チェーンがこぞってキノコのパスタを出す時期に、なぜかバスク

哀愁と優しさの音でリセットする。|下田法晴(SILENT POETS)

 制作作業など、仕事している時はずっと気を張っています。だから、作業後や休息時には、普段のモードにしてくれる、緊張をほぐしてくれるようなアルバムを部屋で流しっ放しにしているんです。昔から聴き続けているような作品、自分の中の定番の音楽家の作品が多いかもしれません。ゆったりして、ただ心地よい作品もいいのですが、プラス適度な暗さ、影や哀愁もある楽曲が好きなんです。例えば、70年代からダークでアグレッシブ

今話題の作品に続々出演! 画面の中でひときわ存在感を放つ、あの女の子は一体誰?

『重版出来!』『みをつくし料理帖』『anone』。近年非常に高い評価を受け、多くの賞にも輝いたテレビドラマだが、そのすべてに出演している女優がいるのをご存じだろうか。それが蒔田彩珠だ。といっても、まだその名前に馴染みのない人も多いだろう。
 ただ、こうしたドラマを観ている人なら、あの役のと言えばみな合点がいくに違いない。蒔田はまだ高校生になったばかりだが、子役の頃からどの作品においても常に強い存在

操上和美と大根仁 対談「男らしさって?」。

半世紀以上のキャリアにわたり男たちの顔を写真に収めてきた写真家、操上和美と、今っぽい男たちのあり方を映像の世界で見せてくれる映像ディレクター、大根仁。数々の男を見続けてきた2人は、男のどこに、魅力を感じるのだろうか。


その夜、やや緊張がちな面持ちで最初にワインバーに現れたのは大根仁さん。同じ俳優と仕事をしていることもある2人だが、意外にもこの夜が初対面なのだ。時を置かずしてやってきた操上和美さ

職人気質の男が選んだシーズン3とは。

 近年、アメリカのドラマで『ハウス・オブ・カード陰謀の階段』ほど話題を振りまいた作品はほかにないかもしれない。ワシントンDCを舞台に繰り広げられる復讐劇は、ハリウッド最高のスタッフとキャストを取り揃え、一流映画に匹敵するスケールとクオリティを誇る。だが、『ハウス・オブ・カード』がここまでの社会現象となったのは、むしろその放送形式にある。同作は大ヒットコメディ映画『テッド』などを手がけたMRCという

海外ドラマを観るべき4つの理由。|談・町山智浩

今のアメリカのエンタメ界では、ドラマ出身のJ・J・エイブラムスなどが映画で活躍し、映画畑のスティーヴン・ソダーバーグ監督やマシュー・マコノヒーらがドラマに参入するといった地殻変動が起きています。ハリウッドで勝負するには組織作りが必須。でもドラマ界では、面白いストーリーが一本書ければいきなりトップが取れる。だから、経験値が浅いにもかかわらず、ヒットドラマを創る若手クリエイターも多く登場してきている。