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オークション

ECWT / THE NORTH FACE製のテント|吉原秀明

 アウトドアメーカーが作るミルスペック(アメリカにおける軍用規格をクリアしているもの)のアイテムが好きで、どのようなアプローチで作られたのか興味をそそられるんです。このECWT/THE NORTH FACE製のテントは、オークションサイトで見つけて購入しました。アウトドアのギアは基本的にカラフルなカラーリングが多いのですが、ミルスペックは、本体はもちろん収納袋までアースカラーで、デザインもミニマル

Niagara(2000)|ジェフ・クーンズ

 ジェフ・クーンズ(1955−)が描いた幅約4.3×高さ約3mの巨大な油絵です。悪名高いことでも知られるクーンズですが、そのワケは、制作をアルバイトに任せて「金で解決している!」
「ゲスい内容の作品ばかりつくっている!」なんて噂されていることに明白でしょう。でも実際には、オークションで約58億円という現代作家の過去最高落札額を打ち出し、次々と驚愕の価格で作品が競り落とされ続けているんです。どうも話

アートが宿る、「着心地」のよい家。

ダニズムな家を田舎に持ちたい私と、居心地よく手入れのしやすいカントリーハウスが欲しい妻。どちらも同時に満たす建築家に出会うのは容易ではありませんでした」と夫ショーンが笑顔で語る。
 日本含め世界各国を回って高名な建築家を次々面接したが、自分たちのライフスタイルに寄り添った家を造ってくれるか、どうも確信が持てない。試行錯誤の果て、握手した相手はNYを拠点に活躍する日本人建築家・森俊子。「実績は存じ上

穂村 弘

 会話体を取り入れた作品で“短歌のニューウェーブ”を巻き起こし、ニンマリさせるエッセイや対談本でのチャーミーは天井知らず。翻訳や評論でも活躍する現代短歌の第一人者にして、どこまでも柔らかな“ほむほむ”という愛称もお似合いの穂村弘さん。お金、どうですか?
「お金持ちになったら床暖房がついた家で、猫を膝に乗せて大きなテレビで映画を観たい、と言うと笑われるんですが、僕は、お金については子供の感覚のままみ

椅子ごとメジャー。

 家づくりにあたっては、椅子選びも重要ですね。わが家もそうでした。意匠に合ったものを選ばないといけませんから。私の場合、そこにスポーツの要素が入ってくるから厄介なのであります。みなさん、アメリカの球場で使われていた椅子が買えるって、知ってました?
 メジャーリーグの公式サイトであるmlb.comをのぞいてみると、時々、オークションで球場のシートだけでなく、ロッカールームで選手が座っていた椅子が出品

FINN JUHL NV-45 いま、なぜフィン・ユールか?

後ろ姿の美しい椅子は良くデザインされた椅子である。とするならば、フィン・ユールの《No.45》は、その最たるものといえるだろう。ユール自身も座っていたその椅子を撮影するため、デンマークの彼の自邸までやってきた。ついぞ座る夢は叶わなかったが、光が差し込む窓辺に向かって置いた《No.45》、その後ろ姿の美しいこと。これを見るためにもう一つ椅子が要るんじゃないかと思ったほど、というのも冗談とも言えず、「

リプケンに衣笠。

 野球のスプリング・トレーニングの季節がやってきた。アリゾナのキャンプ地に行くと、天国に来たように感じる(特に3月。2月のアリゾナは意外に寒い)。日米を問わず、キャンプ地の光景として目に入ってくるのがサインをねだるファン。純粋にコレクターの人もいるが、子供を使って頼む不届きなオヤジもいる。きちんと自分でもらいましょう。
 日本の選手は、黒のペンでボールにサインをすることが多いが、メジャーリーガーは

綾部徹之進/レコード過剰愛好家

○掲載号/747号「カラダにいいこと。」
○きっかけ/中学生時代にボブ・ディランやドアーズなどのロックと出会い、レコード蒐集ライフが始まる。
○クラシックレコード/それまでロックとジャズしか聴かなかったが、30歳直前でクラシックの分野に手を出す。そしてロシア・ピアニズムの世界にハマっていく。
○量より質/現在所有しているレコードは約1万枚。コレクターとしては数が少ないそうだが、代わりにレアものばか

フルーツシール

●名前/吉本宏

●職業/会社員

●きっかけ/高校時代、バナナに貼られていたシールにたまたま目が留まり、「こんなに小さな世界にもちゃんとデザインがされているのか!」と感心。

●最初はなんとなく/集めるつもりはなく、「なんか可愛い」からと初期の頃は無造作に手帳に貼っていた。スクラップブックに整理するようになったのは1993年以降。

●仲間/その年にアートディレクターの相馬章宏さんと出会い蒐集熱