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インスパイア

死にかけたアメリカを映し出す“普通の人たち”。| リン・ディン × 川上未映子

路上生活者、身体障害者、日雇い労働者、ドラッグ中毒者……。『アメリカ死にかけ物語』は、ベトナム生まれの詩人であり小説家のリン・ディン氏が、アメリカ各地を旅しながら、底辺に生きる者たちの声を拾い集めたエッセイ集だ。いわば“アメリカのB面”のドキュメントである同書が書かれた背景について、その日本版にエッセイを寄せた小説家の川上未映子氏を聞き手に迎え、リン氏に語ってもらった。

〈PATH〉のサバラン

 朝から夜まで自由に使えるスタイルと自家製の味で人気を博すレストラン〈PATH〉。仏・ロアンヌ(2017年ウッシュに移転)の3ツ星〈メゾン・トロワグロ〉でシェフパティシエを務めた後藤裕一さんが、開業時から力を入れているのが「ウィークリーベイク」と題する
期間限定の焼き菓子だ。「伝統の味の再構築はライフワーク」と、洋菓子の定番をグランメゾンで磨いた技術と今の東京だから生まれる感性で提案。チーズケーキ

〈Konditorei Mine〉のクッキーサンド

 名物はクッキーサンドの「コロコロ」。抹茶、ラムレーズンなど6〜8種が店頭に並ぶ。三島駅前からタクシーで約10分。のんびりとした住宅地に立つ店だが、今やゲストの半数は、県外からの人々だ。
 オールマイティな品揃えの洋菓子店を、伊原幸司さんが「コロコロ」主体の今の形にリニューアルしたのは3年前。「店の看板商品を」と、考えたときにクッキーサンドが浮かんだのは、手のひらサイズの親しみやすさと、1個の満足

〈Afterhours〉のクッキー缶

 グッドデザインな缶の中に、色とりどりのクッキーやフロランタン、メレンゲ菓子がぎゅぎゅっと10種。〈Afterhours〉横田愛さんが作るクッキー缶は、12㎝角のミニチュアサイズが新鮮だ。通販専門で始めた店が瞬く間に人気を博し、工房を改装して2010年にショップをオープン。駅から歩いてすぐながら人目を避けたようなロケーションは、そんな店の成り立ちゆえ。
 日持ちがする焼き菓子を詰め合わせたクッキー

〈MERCI BAKE〉のブランデーケーキ

 フランス菓子を、親しみやすい形に。田代翔太さんはそんな思いで4年前〈MERCI BAKE〉を開いた。古き良き商店街が残る松陰神社前を選んだのも、「町のお菓子屋さんでありたい」から。店頭に並べる菓子も、形はシンプルに、名前はわかりやすくがモットー。その象徴ともいえるのが、大きなパウンド型で焼くブランデーケーキだ。
「金や銀の紙に包まれていたり、色とりどりのドライフルーツが入っていたり。洋菓子屋さん

プリントTではありません。

プリントTではありません。

春から夏にかけて、特に人気を集める〈C.E〉のTシャツ。なかでも珍しいのが、この一枚。デザイナーのスケートシングによるグラフィックが、お馴染みのプリントではなく、3色の刺繍で表現された。縫製後に、オーバーダイウォッシュ加工を施すことで、長く着古したような色ムラのある風合いに。8,000円(C.E http://www.cavempt.com)

江戸を感じるセットアップ。

“和”のテイストのアイテムを毎シーズン展開する〈ニードルズ〉。今季は、江戸小紋に用いられる伝統柄をプリントした、開襟シャツとパンツをリリース。江戸初期に庶民に親しまれた“続け字”で生地を埋め尽くしたパターン。どちらもゆったりとしたフィット感だ。シャツ29,000円、パンツ28,000円(ニードルズ/ネペンテス☎03・3400・7227)